水曜日, 9月 03, 2025

The Third Wife and now, the forth one.

 企業の経営者さんは、企業を大きくして、国内外に販路を広げて、収益を上げて、株価を上げたら、手腕を評価される、官軍の将となる、ようだが。

私生活はわからない。知るよしもない。ステークホルダーではなくて、一般の消費者であれば、尚のこと経営者が誰であろうが、どういう経緯で経営者になろうが、関心を持つ動機がない。まさしく知らんけど、な世界。

辞任したサントリーホールディングスの会長というか、ローソンの元社長であったことがなんとなく印象にあり、ローソンでうまいことやったから、外部から、株式の公開もしてない、サントリーの社長になったのね、ぐらいの印象しかなかった新浪剛史氏の違法薬物の件は、色々闇がありそうな予感はする。

なぜ福岡県警が東京の自宅に家宅捜索?

そこんところが謎でネットを見ていたら、結婚歴が4回もあると。既に離婚をした3番目の妻が福岡県の太宰府市にある、チャゲアスの母校、元第一経済大学から福岡経済大学に改名して、現在は、な、なんと日本経済大学になっている大学とか薬科大学とか色々を経営している都築学園の方であったと知って、ビックリ。そういうお付き合いは、ないといかんのかいな。その件が関係あるのかないのか、知らんけど。

当該大学は、地元民の評判がすこぶる良くなかった印象。前世紀から、名前が書けたら入れる大学なんだよ、と言われていた記憶。理事長のセクハラ、パワハラで問題になったんじゃなかったっけ?

国道3号線を車で走っていると当該大学が見えるのだが、建物の最上部に大きな大学名の看板がある。はっきり見える。

えっ?唐突に名前(だけ)変わってるやん。第一から福岡に。それで、次に、何年か後には、現在も、日本経済大学って?なんで?太宰府市にあるけど、何を根拠に日本を代表するような名前に変えたの?変える理由はなんなん?日大よりヤバイバル。

英語で授業を行う、小学校なども作られてますわねえ。専用のバスも見たことがある。

当該大学の良いところは、キャンパス内に、ほとんど学生さんは来ないバラ園があるところ。そこには何度か、お散歩に行ったことがある。ハイブリッドティーローズではなくて、芳香のあるイングリッシュローズが英国風に管理され、春と秋にはバラなどが咲き乱れ、大きな池もあって、その周りを周遊できて、池の中には白鳥もいる。雑草もむやみやたらに抜かないで、園芸種を支えるように雑草をコントロールしている、手を入れたのがわからないように入れる、ナチュラルな風情がある、ガーデナーさんの技術は素晴らしい。

だからと言って、地元民とか日本人に人気の難関大学では決してない。日本人よりも外国人の学生さんの数が圧倒的に多い大学。なんでそんなに拡大したの?謎。

うーん、色々と考えさせられてしまいます。

サントリー、海外売上が増えたのでしょうし、海外でのビンテージウイスキーの評価もお値段も高まったのでしょうが、日本での、CMと日常的な飲料に夢がない気がする。イメージ的に貧乏臭くなったなあ、クオリティーを感じない、タコハイって何?なっちゃんとか、中国でも見るクーとかも怪しい飲み物。

生きれば生きるほど、生ビールがうまくなる?(体質的に、ビールがうまくない人間は生きてないと言いたいのかな?)

クラフトビール、クラフトコーラ流行りの世の中でもあるけど。

昔昔の、甘口の赤玉ポートワインは、ポルトガルのワインじゃないし、勝手にポートってつけるな!と言われたはずの、勝手に名前を名乗っただけの、虚飾だったような気もするが。


日曜日, 8月 31, 2025

鼎沸人生 (ding fei ren sheng)

 犬も歩けば棒に当たる、って、どういうこと?ワンちゃんですら、徘徊すれば、何らかのいいことに巡り合うようなニュアンスだと思うけれど、なぜ棒なの?なぜ棒に当たるの?棒につまづく?棒で殴られる?

万能な如意棒に出くわして、元気をもらう。(かもしれない。)

私が出歩くと、結果として、思いがけない発見があり、笑っちゃうような思いがけないオチに出くわす。そこから、さらに、どうでもいいような考察が始まる。

大阪の方の日本橋(ニッポンバシ)にある国立文楽劇場で開催された第6回大阪落語祭、立秋大吉寄席、に行った。

実際には、私が予約した時間の噺家さんはわかっていて、とても期待して予約したわけだけれど、その落語祭りが全部で何日間あって、各々の時間帯にどういう噺家さんが出られるのかは知らなかった。なかなか気合の入った一連の落語の祭りであるということを、劇場に行ってから知った。

私自身に落語通というほどの見識もないし、常に展開の流れに身を任せている。誰よりも誰が好きとかそういう感覚も持ってない。新作落語以外は何度か聴いたことがある演目だったので、大体のオチはわかっているはずなんだけれど、次にこうくるよ、ってのがわからない状態で引き込まれていて、ある程度、かなりの部分の筋は忘れている。(先のことは思い煩わない。私自身が純粋にアホなんかもしれないが。)

噺家さんによって、やっぱり、当然、違うという認識はある。個性、性格、人間性が出るし、ご本人の部分のブレンド比率が違って面白い。まくらと本編の境目、繋がっていてもいいし、伏線回収ができていてもいいし、ただの掴みでもいい。常にソロ活ライブだから、常に毎回ユニークな想像&創造世界が広がるのが面白い。

日本語の落語で楽しませてもらえるってのは、高度に受信側の日本語力の世界だとも思うのだが、大阪の日本橋は、もはや日本ではないことも実感する。

暑い暑い昼下がり、黒門市場が目の前にある、文楽劇場を出たら、即、中国の東北地方の中華料理屋さん(ガチ寄りの中華屋さん)があった。この際、どれだけガチ中華系のお店が増えたのか見てみようということで、さらに歩を進めると、女子に大人気であるらしい「麻辣湯(マーラータン)」の店があった。

そこは(ガチ)中華系のお店のようだ。やったー!人生初の麻辣湯が体験できるぞ!っと。

中国人のお姉さんが正直でいい感じの子だった。

豆苗とか青梗菜とか野菜もいっぱいあった。キノコも色々。今回はスルーしたけれど、アヒルの血を固めたものもあった。豆腐がーん(干)、もある。本格的。練り物関係も色々あって、ちくわもあった。

お姉さんに、ちくわ、を指差して、これって、中国の?日本の?って聞いたら、日本の、って教えてくれて、じゃあ、別のにしようかな、と言うと、中国でも、具材として、ちくわ、があるとのことだった。

麺は、野菜の粉末がまぶしてあるインスタント麺(サリ麺みたいなもの)もあるけど、ストレートな太麺、さつまいも澱粉っぽい平麺もあった。お姉さんイチオシのそれら麺をチョイス。両方とも、コシがあって、おいしかった。

スープはパイタンっぽい。豚骨みたいにドロっとコッテリしてなくて、ハウスのうまかっちゃんのスープみたいな感じ+辛味(2辛)。辛さなしも可能だし、味変用の調味料コーナーもある。

ちなみに、ハウスのうまかっちゃん、みたいなスープは、良い意味。スープの味を貶しているわけではない。日本にいる中国人の味覚、好みも色々。四川の出身ちゃうのに、四川の四川料理も好き、辛いのは好きだけど、比較的豚骨くさくない一蘭でも豚骨くさい、ハウスのうまかっちゃん、の方が美味しい!と真顔で言った中国人がいたぐらいだから。

適当に、あまり考えずに具材と麺を選んで入れて、結果的に千六百円ぐらいだった。それぞれの具材の煮え具合も満足。他のお店との比較はできてないけれど、また同じ店でいいや。

重量課金だから、野菜、キノコ多めの方が、安くなるかも。

おそらく、ある中国人の経営のお店で、追い飯、ご飯のおかわりのことを、替玉、って書いてあったけど、なるほど、ご飯の方が替玉やん!玉に近いやん!と思った。

麻辣湯に、追い飯したい。あるといいな。冷えててもOKラー!

お店の奥に暖簾のようなものがあって、「鼎沸人生」という文字が目についた。

熱々人生?鍋がぐつぐつする人生?麻辣湯って感じだなあ。

また、お姉さんに聞いてみる、什么意义?どういう意味?

お姉さんはちょい困っていた。意思イース、ではなく、意义イーイーって聞いたから?難しく考えてくれたのかも。

沸騰するみたいな…

人生が熱いの?エキサイティング?

それもあるけれど、うーん、いい意味だけでもない的なことを言いたげだった。

ChatGPT先生によると、鼎(かなえ)の中で湯がぐらぐらと沸き立つような、熱気とか混乱とか騒動をさすらしい。うるさい、うざい、怒号飛び交うカオス。闇鍋(麻辣湯)のように熱くもあり、波瀾万丈で、混沌として、浮き沈みのある人生。

猛暑、酷暑、沸騰。ニューノーマルな暑さにもピッタリ。

その麻辣湯屋さんができる前、その店の場所は、何屋さんだったのか知らないけれど、帰り際に麻辣湯屋さんの入口(出口)の足元に玄関マットのようなものがあり、

HAKUNA MATATA

心配なしさ

とプリントしてあった。

スワヒリ語+ちょっと怪しい日本語やないかーい!ライオンキングなんかーい!そこは中国語とちゃうんかーい!

しかし、それは、一体誰の思いなんだろうか?国籍を超えた、みんなの思い?憂いの裏返し?やはり異文化?

現在の日本橋が、日本のA地点と日本のB地点他だけを繋いでいるわけではない。それは確か。


水曜日, 8月 27, 2025

2ブロックこわい。

 なんだかなあ。

神戸市中央区で一人暮らしをされていた若い女性が、セキュリティーのちゃんとしたマンションのエレベーターの中で刺殺された事件は、気の毒だし、理不尽だし、いたたまれない気持ちになる。

誰でも、より慎重に注意しなければならないということかもしれないが、想定外の災難。悪いのは加害者。

加害者が、あるスポーツ選手に似てる気がしなくもないし、やだ。普通におしゃれなお兄ちゃんであることが怖い。性格が悪そうな、陰キャな見た目でもないし、ストーカーにならずとも、そこそこ幸せになれそうなのに。

人の心はわからん。見た目、人当たりではわからん。

あんな特徴的なツートンカラーの2ブロックにしてたら、目立つし、カメラで追跡されやすいし、人の記憶にも残りやすいのに、なぜだ?

いわゆる、無敵の人?

自らの暗い欲望の暴走を抑止するために、あえて、目立つツートンにしたのなあ?

自らを制御できない加害者の心の闇が怖い。

月曜日, 8月 25, 2025

ワニ梨、ミルク梨、ワカモレなどなど。

 人生で初めてアボカドを口にしたのは、日本ではなくて、カリフォルニアだったような気がする。(日本でも食べたことはあったかもしれないが。)

20歳のクリスマスシーズンだった。クリスマスのホームパーティーに連れて行って頂いて、どこの家でも、トルティーヤスナックでアボカドディップをすくって食べていた。デザートはなぜかパンプキンパイ+バニラアイス。ズッキーニブレッドというズッキーニが入った甘いケーキを手作りしていたり。それはかなり美味しい。だから、いまだに、自作パンケーキにすりおろしズッキーニを入れる私。

で、アボカドとは呼ばず、そのディップのことを、メキシコに近いカリフォルニア在住の周りのアメリカ人(中南米ルーツじゃない)が「ワッカモーレ(guacamole)」と言っていたから、画像などを盛るという文化がなかった時代なのに、薄緑色のディップは、若さが盛れるペーストみたいな名前だなあ、縁起良さそうと思って、私は、せっせと積極的に食べていた。

アボカドに刻んだ玉ねぎとかレモンとかマヨなどを混ぜていたはず。

今でもアボカドは大好き。

生玉ねぎ&納豆と混ぜたり、わさび醤油で食べたり、チーズとトーストにしたり、サンドイッチに挟んだり。

森のバターと呼ばれていたし、カロリーがありそうなのはわかっていたが、抗酸化作用があって、脂肪酸の素性が良いとか、お肌にも良い、というようなことを知ったのは最近のことかも。

で、最近、台湾のVlogを見ていて、あれっ!?と思った。

北京語の中国語でアボカドは、表面のゴツゴツとした質感により、皮がゴジラみたいな鰐(ワニ)肌だからか、「鰐(ワニ)梨」であると思っていたのに、台湾の市場では「酪梨」と書いてあった。

アボカドは森のバターと呼ばれるから、まさしく、乳製品(酪)梨は、ピッタリな表現だ。

台湾には、日本で流通している、保存性の良いゴツゴツした鰐肌のアボカドだけでなくて、表面がツルンとしたタイプの日本で(あまり、ほぼ)流通しないアボカドも売っていた。台湾製なのか?輸入物なのか?多分台湾産。

台北に行って、青果店でアボカドを買い、ホテルの部屋で剥いて食べたい。マンゴーよりもアボカドに興味がある。

ナイフとチューブのワサビ(芥末)と醤油を持っていかなくちゃ。夜市の屋台などでは芥末(jiemo)味の味付けのソースも人気みたいだし、ワサビは現地でも売っているでしょうが。

今行くのは暑くて嫌だけれど、メキシコに行くよりは、近いので、台北でアボカドが食べたい。

ジュース屋さんの酪梨牛奶(アボカドミルク)も飲んでみなくては。普通に想像がつくような味だとは思うけれど。





土曜日, 8月 23, 2025

Time-Out of Morality or Hospitality

 1ヶ月ぐらい前の話なのだが、大阪のグラングリーンにあるビルの地下に新しくできた、タイムアウトマーケット大阪に行くだけは行ってみた。

個人的には、街のガイド本であるらしい、Time Out誌って、読んだことがないし、旅行時に参考にしたことがないので、Time Outが作った(?)箔をつけた高級フードコートってどうなのかなあ?インバウンドさん狙いにはいいのかしらん?という半信半疑気分で、視察気分で行ってみたんだ。

Time Outって、文脈によって色々な意味合いがあるけれど、Time  Out誌のTime Out は、仕事の忙しさから離脱して(街で)小休止みたいな意味だとは思うけど、ノンネイティブな私としては、Time Outからは、チ、チ、チ、チ、チ、チ、チ、チ、チ、はい、時間切れ、終了!を連想してしまうんだなあ。

行ってみて、ビフカツサンドときつねうどんをチョイス。不味くはないけれど、結構高かったし、フードコートなのに、内装が黒を基調にしてて、大人っぽい感じに設計しているのだと思うけど、暗くて、フードが見にくくて、無料のウォータースタンドもないし、私が高級志向ではなくて、コスパ重視であるからでもあり、ウキウキしない空間。

よくあるタイプのビタミンカラー的なアジアのフードコートの方がいいわ。大阪駅前1ビル、2ビル、3ビル、4ビルの地下の庶民的なカジュアルさでなくてもいいけど、阪神百貨店の地下のスナックパークとか、じゃない方のエリアの方が断然コスパが良くて個性的で綺麗で日本的で賑わっていると思う。心斎橋パルコとか心斎橋大丸の地下とかの方が、おそらくインバウンドの外国人さんにとっても魅力的ではないかと。地方の産品が買いやすいから、KITTE大阪は何度も行くけど、そんな広い場所に出店しちゃって大丈夫?って感じの店もある。

ガイド本としての、Time Outとミシュランの違いは知りませんが、海外のガイド本はガイドする(認定したり、解説する)だけでよくて、フードコートの企画はしなくていいんじゃない?と思った。どんだけお金をむしり取られてるんだろうか?平日だったからか、日本人もインバウンドさんも、お客さんもさほどに入っていなくて、若い大学生ぐらいの女の子が、注文もせずにテーブルでたむろっていた。排除も難しいが、それをされるとやばいんじゃないかな?何年持つのだろうか?と今から気になっている。

外国人観光客さんは、飲食店をGoogleマップで選んでいるようで、私はインスタで選んだ飲食店で隣り合わせになった時など、好奇心で話かけて、調味料の説明とか、お好みに応じた味変の仕方とかを伝授してみるのだが、めっちゃマニアックで正解な店を選んで、たどり着いているなあ、と感心する。たまたまかもしれないけれど。Googleのレーティングとレビューで判断されているようだ。私も海外ではそうする。

あっ、関西万博での、ほんまはタイムアウト!というか、年月経ちすぎ問題。

ベビーバギーと車椅子は、パビリオンに優先入場できるから、バギーに、もしかして、幼稚園行ってませんか?という大きさのお子様を2人入れて、必死で押している若いお母さんがいた。お子さんが重過ぎて、バギーを押しただけではカーブできない。持ち上げて、切り返すのが大変そう。

そういうルール違反の人を目撃したよ!

と、関西万博内でお仕事をされている知り合いに言ってみたら、優先入場狙いで、実際にそういうことをする事例が目立つらしい。

それは子供のためなのか?親の欲望のために子供を使っているのか?関西万博会場の暑さ、炎天下で行列に並ぶ過酷さが衆知されているから、その対策なのか?

誰のせいなのかは別として、見ていて、セコイ、カッコ悪い、スマートではない、行為で光景ではある。






木曜日, 8月 21, 2025

魂が宿る、意味と音声、意味より音声。

 日本語では、数字の9は、く「苦」につながるということで、必ずしも好まれる数字ではないような気がする。

しかし、中国語で9は、jiu「久」と声調と発音が同じなので、永遠のイメージになるし、個人的には10ではない9が好き。あえて、喜んで、9に関連のある物を買ったこともある。

最近、日航機墜落事件の追悼番組を見ていて、あっ、と思った。

お亡くなりになった坂本九(きゅう)さんの本名が大島九(ヒサシ)さんであることを知った。九番目の子供だから、九で、久しい(ひさしい)の「久」の音読みが「きゅう」だから、九と書いて、ヒサシ、と読む。日本語でも中国語でも9は永遠をも意味するんだ。

お盆の前から後にかけての期間に不思議なモノゴトとの出会いと気づきがあった。

たまたま近所の元ダイエーだったイオンの未来書店のワゴンで売っていた千円ぐらいのDVDを物色していたら、オードリー・ヘップバーンの「若妻物語(Young Wive‘s Tale)」という作品があった。最初見た時は、若草物語なのかと思ったが。

日本未公開のイギリス映画。ローマの休日の1年前の作品。めっちゃモノクロ作品だけれど、戦後すぐのロンドンの住宅事情、時代背景が垣間見られて、原作は舞台だったようで、それっぽくて面白いコメディーだった。カルチャーとして、子供と夫婦の関係とか家政婦さんとか、子供部屋にあるものが、すでにIKEAっぽかったりするのも面白い。

しかし、オードリー・ヘップバーンは、2人いる主役の若妻(Young Wive)の1人ではなく、ちょい役ではないけれど、タイピストをしている独身の若い同居人に過ぎないので、DVDの表示には偽りがあるというか、オードリー・ヘップバーンの、にしておけば、誰か買うやろ!みたいな姑息さがある。まんまと買わされちゃったから、それは戦略的に成功したのかも。

この作品が面白いのは、オードリー・ヘップバーンの声質と話し方のアクセント(ブリティッシュな抑揚)の付け方、台詞回しが、ローマの休日のそれとそっくりで、ローマの床屋(?)で、オードリー・ヘップバーンの扮する王女様がヘアカットしてもらった後のヘアスタイルそっくりの髪型である点。

主役じゃないけれど、このYoung Wives’s Taleに出ていたオードリー・ヘップバーンが、脱走して街に迷い込んじゃう王女様のイメージにぴったりで良かったから、抜擢されたんでしょうねえ。

見た目以上に、声、話し方って、その人を特徴づけるものなんだなあ、って、あらためて思った。

話は変わり、お盆と言えば、盆踊り。

たまたま行って良かったから、神戸港、メリケンパークで開催される盆踊りに行くことにした。民謡のお姉さんお兄さんの歌唱が上手い。生唄、生演奏。櫓の上で、婦人会の皆様が踊りの見本を見せてくれるから、知らない民謡でも、見よう見まねで、踊りの輪に入っていける。聴いて見ているだけでも楽しい。

比較的、海風が涼しいし、先祖が徒歩数分の栄町通りに住んでいたし、戦火で死にはしなかったけれど、家は焼けたし、戦中戦後、色々と苦労したに違いないし。お盆の本来の意味においても合致している。

現地に着いた時には、東京音頭が始まっていて、おはら節(鹿児島)、デカンショ節(兵庫県篠山)、ドンパン節(秋田県だっけ?)、炭坑節(福岡県)っと、なかなかのラインアップだった。

粋だし、東京音頭は好き。神宮で、阪神ーヤクルト戦を見て、阪神が勝って、六甲おろし、が、東京音頭をかき消す様を味わってみたい。巨人戦よりもヤクルト戦がいいな。

デカンショ節って、どんな歌詞でどんな歌だったっけ?と色んなバージョンを聞こうと検索して驚いた。越路吹雪さんとか、坂本九さんも歌っている。

坂本九さんの、声質、民謡から、子供の歌、ナンセンスソング、コミックソング、歌謡曲、ジャズの日本語歌唱、歌のジャンルと歌唱力と表現力の幅広さとレベルの高さに驚いた。

上を向いて歩こう、って、歌詞の意味として、どこが「SUKIYAKI」なの?と理屈っぽく思ったし、日本語の歌詞がやせ我慢というか、自虐的に思えて、さほどに好きじゃなかったし、なぜこの曲がビルボード1位になったんかいな?と不思議だったんだけれど、他の歌を聴いていたら、理由がわかってきた。

アメリカ人は日本語の意味に感動したわけじゃない。

坂本九さんの声と、日本語離れした母音の揺らぎというか、ぉうぉうぉうぉう、と、日本語の一音節の「お」に複数回、音が連打されているから、音響的に、明るく、ファンキーで、良い声で良いメロディー。ビング・クロスビーよりうまいかもしれない。うまいと思う。ビッグバンドが似合う声。

坂本九さん、昔の小学生が歌って踊る、YMCAの夏のキャンプの定番ナンセンスソング、いまだに意味わかんない、「クイカイマニマニ」を歌ってる。ポリネシアン(あたりの)民謡だと勝手に思っていたけれど、ペルーのケチュア語の歌であるらしい。

九ちゃんの炭坑節、のアレンジが最高。ブラジルの皆さん、聴こえてますかぁ?このラテンアレンジで歌うのには、めっちゃ歌唱力が要る。

マツケンサンバを超える。ディズニーの白雪姫の🎶ハイホー!みたいな、炭鉱。一酸化炭素を吹き飛ばしそうな明るさ。

コンピュータで、色々な音が打ち込めるし、ラップとかアニソンとか、ボーカロイド的に高速だし、音楽って、難易度が上がってて、進化しているとも思うけど、歌唱という分野においては、歌唱を彩るアレンジという意味では、昔の作品の方が表現力が豊かで突飛だったような気がする。

坂本九さんには、長く生きて、21世紀にも活躍していて欲しかった。本当に残念だ(涙)。

2025年に音源が残っていて、アップルミュージックで聴けて、本当に良かった。永遠に聴き続けますよ。ありがとう、大好き。

火曜日, 8月 19, 2025

H館もP館も別段親切ではない。

 メトロ中央線が8時間停まってしまって、関西万博東ゲートから出ても、輸送手段がなくて帰れなくなり、一晩会場でお過ごしになった方が、3万人もいらっしゃった事件ですが、絶対に悲惨だった人の方が多いはず。

挙げられている美談にしても、美談じゃないし、事例も少ない。東ゲートに日本のパビリオンはあるのに、何もされず、スタッフゲートから出て、お迎えのお車で帰宅とかかも。

数少ない、海外パビリオンが解放したり、飲み物を売ったり(そんなん普通に商売やん!)した事例を持ち上げて美談として報道されていたのだけれど…。

H館は、事前に予約が取れて、結果的に入場しましたが、光るボールのようなオブジェクトというか、展示に反応するデバイスを、1人に1個渡されるので、予約時間に行っても、1時間近く並ばないとボールもらえない。想定外に時間がかかっちゃいましたが。

で、展示とか映像のメインテーマは国土の低さによる水との戦い、洪水との戦い、という極めて真面目で深刻なテーマで、光る玉みたいなものを映像にイチイチ近づけて、みんなの力で困難に打ち勝ちました的な、子供騙しのパフォーマンスをやらないと進めない。制圧が実現したような、ルート設計。普通に歩いて、行ったり来たりして、展示というか、見たい映像が見たかったなあ、深く知れなかった、という消化不良が起こる。

で、別に絵本でも、日本国内の雑貨屋さんでも見れるので、私はミッフィーはどうでもいいですが、パビリオン内に、ミッフィーがほとんどいないのに、ミッフィーの限定グッズは売ってました。

で、H国の方々は高身長なので、自らの画像が撮影できるサービスの顔の位置が(H国基準の高さなのか)高すぎて、チビっ子の私は、顔の位置に自らの顔が届かない。ちゃんとした写真が撮影できなかった。残念。

P館は、展示は見たかどうか記憶にないのだけれど、レストランは、普通に並んで、そこそこ普通に高いお値段で、生ハムとか、バカリャウ(鱈のコロッケ)とか、タコ飯とか、ワイン(私は飲んでないけど)もソーダ&カフェも、思い切って注文し、めちゃめちゃ美味しかった。納得の内容。日本人シェフのレベルとフロアーのサービスのレベルが高かった。ワインのストックもちゃんとあるので、会場で一晩過ごさないといけない方々に、商売として、ワインを売ってくれたんだと思います。

ご高齢者も一緒だったから、ダメ元で、事前にポルトガル館にレストランの予約は可能かどうか電子メールしたら、返事は一切来なかったのに、ネットショップのご案内メールがいまだに来る。商魂はお有りです。

個人的な好みとしては、展示センスとハイテクを切り分けて評価するタイプなので、スペイン館の後半が好き。あえてポストカードを並べている美しさ&平面映像、私自身の懐かしさに刺さるから。

サウジアラビア、お金があったら、かなり何でもできる?炭酸カルシウムで3Dプリンターで珊瑚を作る、CO2固定する、ってのは、燃やす化石燃料を売るだけじゃないです的で面白かった。

狭いスペースで、インテリジェンスとセンスと負けない愛国心と人道に打たれるのは、ウクライナ。

あえてシカトをするわけにもいかないから、近づかない、前を通らない国もある。

電力館がスマホの充電スポットを提供していたけれど、万博会場内ではスマホのギガと電力を消費させるくせに、充電スポットがないと言っても過言ではない。少ない。

だから、私は、桜島から西ゲート間のシャトルバス内や、e-moverに乗ったら、充電するようにしている。混んでいたらできないけど。

そもそも不便。閉じ込められなくても。

車椅子だったり、乳母車を押していると、優先入場ができるんだけれど、自分の足で歩ける人間には冷たい。

歩き疲れた高齢者には過酷で、疲れてくると転倒もしやすいから、長居しない方がいい。誰かが、道案内をしてくれたり、テイクアウトのフードを買ってきてくれたら、ちょっとは快適だとは思うけど。

途中退場、再入場も可能なので、途中退場は東ゲートから出て、地下鉄で移動して、弁天町あたりでご飯を食べて、地下鉄で戻り、東ゲートから再入場。

再入場は、なぜか、最短距離で入れてくれる、不思議。手荷物チェックはあるけど。

反面教師として、改善点がてんこ盛りだから、不動産開発とか、建築、社会情報インフラ、飲食などに関わる業種の方は、自腹で来て、見て、体感的に苦しんだ方が良いと思います。

悲観的に、今後を占う意味でも。私も、あと、何回か行くと思います。報道なんて、何の参考にもなりません。彼らは、自腹で行ってないし、別装備、別ルートで、入って、画角を切り取るだけ。

YouTubeも同じ。

木曜日, 8月 14, 2025

お帰りは西ゲートを目指してください。

大阪メトロ中央線が停まっちゃていた、8月13日の水曜日から14日の木曜日にかけての夜。 

自作創作活動に熱中しすぎて、スマホは、アップルミュージックをブルートゥーススピーカーに流すためのデバイスになっていたので、テレビもネットニュースもラインもメールも見てなかった。デジタルデトックス満載?いやいやいや、スマホはデジタルなのかも。マニアックな職人的リアルだけで、とにかく現実社会からのデトックス満載。

関西万博に、酷暑になる前に、6回、行くだけは行って、一応全パスの元を取った私は強く思う。

関西万博東ゲート、あそこまで地下鉄が止まらなくても、そもそも怖すぎるやろ。

私は、基本的に西ゲート派なんだけれど、友人が東ゲートの方が行きやすいと言った1回と比較的空いていた日を除いては。

本数は少ないけれど、新大阪から桜島駅まで、直通電車あるもん。関西(北摂)に住んでいるのに、遠くから来ました気分満載。ユニバに行くお客さんと電車で一緒というところもオシャレ。

で、問題は、桜島からの大阪市交通局が運行しているバスのチケット予約システムが馬鹿過ぎるところ、アホすぎると言い換えてもいい。(予約しなくても乗れるんですけどね。予約してても、してなくても、5分ぐらいしかバスに乗る時間は変わらない気が。)

片道350円のバスを予約するのに、KANSAI MaaSという関西全域公共交通アプリを入れて、サイトの中のバスの予約の場所がわかりにくく、クレカで予約購入する。で、バスに乗る前に、そのアプリにログインして、電子チケットを見せる(マイ時間とマイギガを消費)。QRコードを割り振ってないから画面のハードコピー、スクショは不可。

しかし、帰りは西ゲートからバスを利用すべし。

なぜならば、桜島駅行きは、帰りのバスは、乗車時にチケットを見せなくていいはず。来たのに乗ればいいだけ。バスから降りてから、お支払い(キャッシュレスの万博で現金でもお支払い可能(笑))。しかし、JRなどでは使える、ポストペイの交通系は使えない。スマホ交通系、現金をチャージするタイプのカードの交通系、クレジットカードは使えるはず。

西ゲートは常時タクシーが停まっているので、タクることも可能。(公共交通機関の事故発生時は知りませんが。長蛇の列になってそうだが。)

マスコミさんは、何故、西ゲートの状況を報道しないのだろうか?不思議。

関西万博東ゲート。

地下鉄がとまらなくても、帰りにめっちゃ歩かされる。地下鉄夢洲駅は東口の目の前なのに、ぐるっと一周1キロぐらい歩かされる。仮設の柵が巡らされているので、万博会場で疲れた足を引きずり、ドナドナ状態で歩くしかない。

疲れた高齢男性がその仮設柵に捕まって、早足で歩こうとされた矢先に、仮設の柵を支える足の出っ張りにつまづかれ、私の目の前で、倒れて、顔面をコンクリートの地面で強打されて、流血された。片方の靴は脱げていた。たまたま来場者で医療系のお仕事の方がいらして、手当はしてくれたと思う。奥さんは狂乱気味に心配していらっしゃった。私は心配を通り越して、運営に怒りが湧いたよ。道は暗いし、危険がいっぱいだし、優しさのカケラも無い硬直的なルート設計。(何を美談として報道しとるんじゃ!グミは嫌いやねん!そんなもんいらんねん!)

問題は、お金を払ったら、他の移動手段があるわけでもないこと。万博会場は、比較的平和なゲットーです。

関西万博で初の死者が出た日。私は会場にいた。

大屋根リングの下で通行を止められて、救急車が横切った。多分、その方の救急に向かった車だったんじゃないかな?どのような場所であっても、体調の急変は誰にでもありうるけど、万博会場は過酷です。早めに帰るに限る。

万博に行ったら、常に退路を確認している私は。目一杯滞在しない。やばそうだったら、万博に変わる楽しみにすぐに切り替える。(比較的地元民だからでもあるけど。)

水曜日, 8月 13, 2025

Pink Bologna or Boloney or Baloney♪

アン・ルイスの大ファンと言うわけではなかったですけれど、そうだなぁ、しかし、グッドマイラブを歌っていた頃のアン・ルイスは、典型的な、見た目もかわいい、黒髪のお人形さんみたいなハーフのお嬢さんだと思った。

見た目以上に、声の温かいトーンも好き。

友人の結婚式の披露宴でアン・ルイスの(竹内まりや作の)リンダを歌うことになって、多分その練習用に音源をレンタルした時に、たまたま聴いたんだと思うんだけれど、アルバムの中のピンク・ボロニーが気に入ってしまって、今でも覚えている。時々サビの部分を歌う。

♪ピンク・ボローニー、ピンク・ボローニー、ピンク・ボローニー、ピンク・ボローニー、嘘800グラムでぇ、パック入り♪

その前後の歌詞がどうだったのか、Apple Musicでも聞けるけど、歌詞表記がないので、疑問が湧いてしまって、CDアルバムを買ってしまった。

大きいハムみたいな、柔らかめの、腸詰じゃない、チープな感じのピンク色のソーセージ。添加物はバリバリ入ってそうで、色々な部位や脂肪をすり潰してまとめました、な、The加工肉。ハムカツにしても美味しそうなボローニャソーセージなるもの。

英語のタイトルはPink Bologna (ピンク ボローニャ)となっているけど、アン・ルイスはBaloneyって歌っているし、Baloney(ウソだらけで、どうでもよくて、くっだらねぇ)と歌っているように思っていた。

勝手に、アン・ルイスが作詞したんだと思ってたんだが、糸井重里の作詞であることを知り、びっくり。ヒットしてても、してなくても、これはおしゃれな曲だ。

web状に混沌として、実態が謎の、やわらか加工肉。

加工肉は食べない主義なんだけれど、ボロニアソーセージが食べたくなってきた。デパ地下、デリカテッセン、そこらのスーパーで見てみよう。

買うのは、100グラムぐらいで十分だけれど。


水曜日, 8月 06, 2025

ファブリックの大塚屋はズゴイ。

 和服というか、着物(キモノ)に関しましては、旅館の浴衣はカジュアルだし、かなりフリーサイズだし、色々な意味で、まあいいと思うけど。

和服って、着心地とか、涼感(お腹が熱い苦しい)、防寒(脇の下などからおもいっきり隙間風が入る)、帯でがんじがらめでセクシーさにおいても、あまり好きじゃない。なぜその形をずっと現代まで継承しているのか?意味わかんないな、と思ったり。

江戸時代は今よりもずっと寒冷だったらしいけど、今のようにギチギチに着付けてなかったんじゃないかなあ?

反物だって、あんなに幅の狭い巻物じゃなくたって、いかような幅のものでもよろしくない?

特に、帯のごっつさに美を感じないというか。和服では車の運転すらできない。帯が有るから身体を前屈できないし、シートにもたれられないし、後ろに引っ張られるし。

和服を着ている女性って、あのマワシよりも太い帯を鎧のように身につけていて、強そう。締め付けの苦しさと暑さに耐えられるわけですし、逆に根性悪みたいな気がしてしまう。うっかりぶつかったら、あの硬さに跳ね返されて、土俵を割っちゃうよ私、みたいな。

帯がいいな、と思うのは、帯に色々挟めるところ。収納できるところ。帯から出せる根付けとかは美しいと思うけれど。

ずっとそういう日本人離れした感性なので、着物的なニュアンスが有るような無いような感じの、自らの身体に優しい日常的なドレスが作りたくなる。

気温が40度を超えて、1年の半分が夏になってしまい、スマホがないと何もできない令和の時代には、それなりの緩いお着物があってもいいのではないかな?という気がしている。

素材は凹凸のある綿サッカー素材(リップル加工綿生地)が肌に密着しないし、涼しくて好き。

帯は通気性のあるウエストポーチ、スマホ入れにしたい。で、細身に見えるように視覚的にウエスト幅を仕切るようにも使えそう。シャリ感があって、通気性抜群素材でなくては。

サッカー素材は凹凸があるので、生地が滑らないから、ただの腰巻きにした場合、足捌きが悪い。裾にはプリーツを入れるかスリットを入れるか。

なんてことを色々思いつつ、大塚屋 江坂店に行く。

服地だけでなくて、インテリアファブリックもあるし、欧州以上にエスニックな輸入物もいっぱいあるし、すごい、すごい、すごい。

理想的な色と柄と質感の布に巡り合えた。何種類もある。

日本製のサッカー生地、リップル加工生地はすごい。大塚屋の品揃えは凄い。

平織リの凹凸のないコットンプリントは、最近はプリントデザインもAIでもできるからか、逆にリアルに写実的な柄のプリント生地も増えている気がする。

アフリカ製のコットン生地は、カラフルだし、色使いが素敵で夏っぽいし、柄がパワフルで好きなんだけれど、染料の色落ちが止まらない。水で洗っても洗っても色素が流れ出てくる。

なので、日本製のアフリカ柄ってありませんか?って聞いてみたら、あった。(あるんだ。素晴らしい。)買った。

しかし、別のお店で買ってみた、アフリカ製(インド製かも)のプリントコットンは、柄がずれていたり、滲んでいたりして、風合いが独特でニュアンスが有る。それはそれで味わい深く思えてきた。

色落ちしない日本製のアフリカ柄プリントコットンには隙がない。ミスがない。発色もプリントもめちゃくちゃ美しい。

色々アイデアが湧いてきたし、長い長い夏を少しでも快適に楽しく過ごすために、かなりの部分は自己満足のために、買った生地を、せっせと形に仕上げなくては。

ファブリック関係のお店では、大塚屋と京都のノムラテーラー(という名前なのだが生地屋さん)が好きだ。











土曜日, 8月 02, 2025

Love Like These

 何かで告知を見て、TOUCH SELENDIPITY 意味ある偶然 木梨憲武展を見に行きたい、と思っていた。その場所がグランフロントだから、ついでに自転車屋さんの息子さんである木梨憲武氏にちなんで、グランフロントにある自転車と釣具パーツで有名なシマノのカフェにも行こうと思っていた。

時給が発生するような、不幸な仕事をしていなくても、なんやかんやとすべきことはある。

①お花&グリーンに水やり。水やりをして、道に打ち水を打とうとしていたら、雨水タンクの水が枯渇した。雨が降らないので水がたまらない。1時間にも満たない時間の降雨であっても、1回のゲリラ豪雨でタンクが満水になることもあるのに。

②お手洗いの水道からバケツに水を貯める。次回の水やりに使えるように。で、お手洗いの換気扇のおしゃれフィルターが埃まみれであることに気づく。で、外して、換気扇を拭き掃除。フィルターの在庫も切れている。追加のフィルターをネットで買おうかな?いやいやいや、自分で作れるじゃん、と思う。

他にも、やったことは色々あったが、省略。出かける。

③まず、グランフロントの無印良品を見る。特に団地のリノベ関係が面白い。タワマンよりも断然団地派だから。

④木梨憲武展は凄い。インスタレーションという側面もあるけれど、おしゃれな画力。オリジナルなアートとして凄いし、楽しい。貴賤のない無差別で無限のインスピレーションを、そこにある各種素材に留めましたって感じで。面白すぎて、矢島美容室(とんねるず+1名の3人組)の♪日本のミカタ、を、パオパオっと、ずっと歌ってしまう。作品をみたり、スマホで撮影したり、触っていい作品は、触ったり。というか、木梨憲武氏の顔のマスクの鼻の穴に指を入れてみたり。作品と一緒に写り込んだり。

スマホであえて撮影した作品って、私の心が動いたものだから、同じ物の複製作品を売っていたので、買う。自作換気扇フィルターのアイデアも湧いた。そうだ、それでいいんだ、と。

⑤シマノスクエア(カフェ)にも行く。そんじょそこらのカフェよりも、サンドイッチもスイーツもおいしい。自転車をみたり、自転車の写真集をみたりしているうちに、最近乗っていない、マイ自転車に乗りたくなった。涼しくなったら乗るとしよう。自宅の周りの道は、忙しいお母さんとか、通勤通学の方が多くて、目が血走っているバイカーもいて、怖いけれど、ちょっと遠くまで押しチャリすればいい。なんだか元気が湧いた。

⑥テレビも YouTubeも明るい話題なんて全くなくて、台風がそれてよかったのかどうかもわからないし、サトテル以外は、楽しくないなあ、と思っていたら、たまたま藤井風サンのLove Like ThisのMVのプレミア配信30秒前から立ち会えた。

えっ?その心は?地中海からインド映画風味?何をやらしても、して頂いても、いい感じ。

衝撃の内容。藤井風さん、タバコを加えていた、小出し映像からして、(喫煙するの?っと)ちょっと謎だったんだが。私に火のついたタバコをパスしてくれたら、煙の輪–○○○○を次々と手品のように出してあげられるのになあ、残念。吸い込めないけれど、煙で輪っかが作れるのになあ。それもやりたくなってしまった。しないけど。

キーワード(キー言霊)はneverとネバネバ。

HACHIKOは、忠実なワンコのハチ公でもあるけど、スペイン語など、Hを発音しない言語にある気も。あっちこー、あっち行こう!と、自由なのさ。

⑦Netflixを見た。やっぱ深夜食堂はいいな。孤独のグルメよりも、オープニングテーマも、背景ストーリーも、役者さん全般も、飯島奈美さんのコーディネーションも、深夜食堂が好き。本日、たまたま、無添加魚肉ソーセージを買ったばかり。深夜食堂に出てきた、ホットケーキミックスで作るアメリカンドッグが美味しそう。

秋になったら、絶対にアメリカンドッグとちくわの磯辺揚げを自作する。

その時まで、とりあえず、頑張って生き延びよう、と思った。



金曜日, 8月 01, 2025

岩盤浴&岩盤飯

 メンズサウナがサウナーの聖地となっている施設のレディースゾーンが好きすぎる。

その前に、甘党のお店で、小豆の餡子と黒蜜がついてる小倉わらび餅を食べて、低血糖を予防しとく。

サウナにも入るけど、サウナよりも断然岩盤浴が好き。

そもそも大地のエネルギーを身体に取り込むイメージで、お天気の良い日に、バスタオル持参で、太宰府政庁跡の礎石の上で岩盤浴、礎石浴をしてたぐらいだから、石の上に寝そべるのが好きなんだ。

サウナで整う、って、突き詰められてない私。

やっぱサウナは熱すぎる。ロウリュウも体験したけど熱いし、息苦しいし、受身的だ。私にとっては、サウナはじっとしてるしかない感じが、楽しくないんだなあ。

岩盤浴は、熱がじわっとしてるし、息がしやすいし、静かにアクティブでいられる。筋肉、血流、骨、内臓、関節、全てにいい感じ。

一人静かに、セルフマッサージもストレッチも腹筋もできるし、サラサラの汗がでてくるし。デトックス感と芯から温まる感じが最高。

その後、水分補給とクールダウン、スパでも温まって、水風呂にも入る。

で、お豆腐と玉子も入っている温かい肉吸いを食す。ダシ味が美味い。塩分とタンパク質を補給しつつ、引き続き発汗してる。代謝が良くなった感じがする。



木曜日, 7月 31, 2025

M8.8&M39:正しい経国済民とは何なん?

 カムチャツカ半島沖でマグニチード8.8の地震があり、日本の太平洋側に津波警報が出た。日本の沿岸にお住まい(滞在)されていた方達は、当然高台に避難される。避難してない人もいるだろうけどね。

現地で被災したわけじゃなくても、311の津波の映像の記憶、逃げ遅れたり、逃げ間違ったりして、多くの死者が出た記憶があるから、そりゃあ津波は怖いよ。海底の地形は未知だし、きっと複雑だろうし、解明されてないところがあったり、国防上の都合で公開されてないところもあるだろうし、津波が何回、どの程度の高さで、いつ到達するかは、わからないのではないかと思う。

とにかく、逃げて、逃げて、って思う。

しかし、逃げたらQOLが上がる訳ではない猛暑の夏。

避難することにも命の危険を伴う。徒歩で逃げたら熱中症になりかねないし、車で逃げたら渋滞に巻き込まれたり、崖から車ごと転落されて亡くなった方も。

いつ来るかわからないから、何も持たずに避難して、ずっと高台にいなければならない。暑かったり、寒かったり、食料がなかったり、脱水状態になったり、お手洗いにいけなかったり、そっちのリスクもある。

実は、今日は電車に乗って出かけるつもりだったんだが、米国の報道を見て、危機感を感じ、外出はやめようと思った。ハワイとかカリフォルニアにも警報が出ているし。日本よりも、米国の方が、軍事情報的に海底の地形を把握しているかもだし、やはり、すごいのが来るかもと思った。

大阪市内に向かう時、淀川を渡る訳だが、淀川の水が津波で逆流する様子は見たくないな、とネガティブな想像がよぎった。

で、一日地元にいて、夜はサンテレビで、阪神ー広島戦を見た。喜ばしいことに、阪神が勝ち、マジック点灯。まだ7月なのになあ。

大谷の活躍はすごいし、報酬も凄いが、空席も見えるドジャースタジアムとは違い、熱気あふれる応援をし続け、歓喜する、阪神ファンで甲子園球場はびっしり。(見た目に阪神以下の集客で、なんでドジャースは高額の年俸を出せるのだろうか?謎かも。)

甲子園球場は海沿いではないけれど、まあまあ海沿いを走る阪神電車。阪神ファンって、津波のことなんて、一切考えてなさそう。四国とか淡路島で堰き止められるから、そんなに高い波は来ないでしょうけれどね。

関西万博会場は80センチ嵩上げしているから、という理由で、通常営業をしたみたいだけれど、大屋根リングの足元は、めっちゃ海面スレスレやん。それはそれで、そういう態度は、めっちゃ怖い。

日本の広範囲で、海沿いを走行する鉄道が止まったり、コンビニや飲食店が休業したり、医療機関が休業したり、配送が止まったりしたようだ。

それらによるQOLの低下や経済損失で、命を落としたり、命が縮まった人もいるだろうなあ。

どこかの海底で地震が起こり、海底に断層ができて、津波の襲来がLikely な時、私がもし、海辺にいたら、どうなる?どうすべき?

海に行く時には、常に、屋外の高台で過ごす時のための、津波対策グッズも持って行くべきかもしれない。

津波の被害もなのだが、地震の揺れによる建物の破断などの被害、人命の被害、救助活動も気になる。隠蔽がありそうな気がしなくもない。


火曜日, 7月 29, 2025

キモヤバいTシャツ屋さん

 小学校5年生の時に、とある市からとある市に転入してきて、個人的には、その後の小学校生活は受難の日々だった。

当時は、家の周りに残っていた雑木林とかは大好きだったけど、学校までの徒歩の道のりが遠いし、1時間目の授業の前に、部活でもないのに、うさぎ跳び付きの朝練させられるし、(早朝残業やんけ!誰の指示やねん!)、楽しいことがゼロではなかったけれど、行かなくて良いという選択肢がなかったから、登校しただけというか。

後々に米国に移住しちゃったと聞いた近所の同級生の女の子と英会話を習っていて、その場所に行くまでにバスの窓から見える公立中学校も謎だった。

公立校の名前って、地名か地名+東西南北、でできていると思っていたから、不思議な名前だなあ、フェアリーだなあ、と思っていた。もしかしたら、昔の地名なのかも。昔の寺子屋か藩校か私塾かなんかの名前かも。普通に進学するなら、家から通う公立中学は地名+東西南北パターンの名前だったが。

実体験がないので、ピンと来ませんが、公立小学校を含めて、その中学のある学区は人気であるらしい。学区に住んでいれば、通いたければ、もれなく通えるだけだと思うけれど。今も人気のエリアであるらしい。(個々人の好みの問題かとも思うのですが。)

ある日、大変驚いたというか、ひいてしまった。

街路で、フロント全面に毛筆体のような漢字で学校名をデカデカとプリントしたTシャツを着ている中学生達を見てしまった。

えっ?

それが好きなの?もしかして特攻服的な?着るのが強制なの?帰属意識的にハッピーなの?好きとか嫌いとか、ややこしいことは考えないの?(それが嫌いな奴もいそうな気がするけどね。)

豹柄模様はいいけど、リアルな豹の顔が全面にプリントしてあるTシャツは勘弁して欲しいなあ、と思う感じの体操服というかTシャツだった。

日々すれ違わないように、あんまり見ないように努力しているのだけれど、この前すれ違った時には、名前をマジックで書くことを想定してそうな長方形の枠を認識してしまった。さすがに防犯上、名前は書いてなかったけど。

台湾の青春映画みたい、かもしれない。そう思うと、当事者さん達は楽しいのかも。TシャツにUCLAとかと同じかも知れない(それも好きじゃないけど、除籍どころか、1回も在籍してない人にも売るな!買うな!みたいな。)。漢字で、毛筆体で、全面で、何が悪いんじゃ?みたいな。





月曜日, 7月 28, 2025

ガチ拓、釈迦拓、ガチsince


 みうらじゅんさん、着眼点が常に面白すぎ。一生をかけて、常に収集してはるしぃ。

ジャンクで愚直な収集を脱力&創造的な笑いに変え続けてる、というか、

うまく言えないけど、唯一無二、国宝、すごすぎる。

老いるショック。THE CHEAPという、YouTubeチャンネルも面白すぎる。

第4回 拓本、拓る、面白すぎる。

真面目に言うと、拓らないと読めない文字ってあるわけだけど、そんな普通の解説は一切しないもんね。

釣鐘の形の固形墨、欲しいなあ。ポチりました。

あっ、そう言えば、ガチで凡人な私は、ガチで拓ったことを思い出した。いつだったかなあ?

スマホの画像を探してみた。2020年1月3日だった。世間が、世界が、コロナを認識する直前だ。

私には、拓本のやり方を見せてくれるおじいさんはいなかったけど、ネットでポンポンするやつと墨を買い、画材屋さんで和紙買って、霧もふいて、和紙を密着させ、めっちゃガチで拓ってるやん。

ほっぺでたこ焼き作ってる。ミーアキャットみたいに立ってる。腰が疲れたんだろうなあ。

なんか思い出してきた。

ずっと、シャカタク(釈迦拓)のナイトバードをふんふん歌いながらやった気がする。

拓本はブームになるべきっすね。なるに違いない。

土曜日, 7月 26, 2025

一日休養、一日教養

 松下幸之助氏の語録というか、経営者として従業員に対する責任ある決断において、個人的に上品で知的な温かさだと思うのは、週休二日制の早期からの導入と一日休養一日教養、というお言葉。他は何も記憶に残っていない。

一日休養、一日教養、には、救われた気がする。そのために、なけなしのお金を使いまくることに罪悪感がなくなり、若気の至りで、自己投資ができたから。

男女雇用機会均等法の前、バリバリ男女差別はありつつ、いわゆる一部上場企業に就職するだけであるならば、さほどに難しくなかった短大卒女子の希望就職先は2パターンあった。

週休二日制だったメーカーとか商社とかを選ぶ、お金より休日充実派と、週休二日制ではなかった金融系を選択するお金に反応する真面目な方々と。金融機関はイヤ派は少なくない印象だった。

個人的には、金融機関には就職したくなかった。一切考えてなかった。

今も?当時の銀行窓口なんて絶対イヤ。あのような晒され方というか、お客さまに対峙するのも怖すぎる。前(お客さま)と後ろ(お局さま)から圧をかけられるような職場。女子社員にあてがわれそうな仕事はめちゃめちゃ些末で細かく思えるし。

価格転価によって、賃上げをして、経済の好循環というのは、ピンとこない。イメージが湧かない。例として、米国向けには、しない、できないのになあ。コストプッシュで、一般物価は上がるでしょうけど。

企業が公平に成果主義で、サラリーを上げられるのかどうかは知りませんけど、上がったサラリーで沖縄ジャングリアでも行かれるといいのだろうか?

ジャングリアいらんわあ、ホンマにいらんわあ。

沖縄はビジネスホテル&レンタカーでさすらう私には、迷惑な施設というか、那覇からの道が混みそう?インバウンドさんは専用バス移動でそこから出ないのならいいかもね。

ジャングリア、VacationにPowerがついているところからしてイヤだ。世界基準なのかなあ?なんだか日本的だなあ。沖縄ではゆったりするのがいいのに。ホリデーはゆったりしないとね。

大企業様は、同時にリストラもしてるし、初任給アップで入った会社の職場の雰囲気が明るいとは思えない。そもそも矛盾を内包している。

初任給、少々のお金で優遇されて、誰かの反感を買うような暗い職場よりも、休日のある、精神衛生の良い職場の方がいいと思うけれど、この世にそんな職場はあるのだろうか?

売り手市場、楽だ、ではなくて、選択肢は、駱駝が針の穴を通るように、かもしれない。

木曜日, 7月 24, 2025

適材適所的な生命力

 私がペチュニアというお花を初めて認識したのは、私が幼稚園児か小学校低学年の時だ。

半世紀以上前、阪神住宅という名のお庭付きの一軒家に住んでいたお友達のお父さんが咲かせていらした。それを見たことがあった。カタカナを覚えるのは得意だから記憶に残った。

濃いピンクの柔らかそうなお花と柔らかそうな葉っぱから成るペチュニア。たまたま気がつかなかっただけなのかなあ、当時はお友達の庭以外の、ペチュニアの記憶はない。

時は流れ、私が20歳ぐらいの時、母が友人からお花の苗をもらったようだった。母は花を咲かせるのが上手だった。花を咲かせるのも、というべきかもしれない。

室内の窓辺でセントポーリアを次々に咲かせていたし、クリスマスのポインセチアは、完璧な日照コントロール(暗闇に閉じ込める)で、翌年も赤いお花のような葉っぱにしていた。

チビのくせに、運動神経が良くて、我が家でただ一人のバタフライが泳げる人だった。近海マグロのような浮力&推進力で、プールで、バタフライ。腕力ではなく、バタはタイミングらしい。

彼女は、妹にいまだに言うらしい。アンタもお姉ちゃんも、私の子にしては、たいしたことないな!と。(はい、その通りでございます。)

で、母のお友達にもらった苗は、サフィニア、という、と。(それはペチュニアでは?)

サントリーがペチュニアをバイテクで品種改良して、耐暑性と親日性(日光大好き)をパワーアップアップさせたんじゃないかなあ?

デリケートな植物を育てることもできた母曰く、この花、気持ち悪いねん、咲きすぎる、暑いのに太陽が好きすぎる、強すぎる、と。

私が思うに、2025年の酷暑の夏、まともに咲くのは、ペチュニア系だけかも。

濃いピンクや紫のお花は、暑苦しいので、私は白いペチュニア(サフィニア系かも)を鉢植えして、ワッサーと咲いていただいている。見た目は涼しげ。

経験上、たまたまかなあ、濃い色でも、白でも、耐暑性などは変わらないように思う。

恐らくバイテク苗でも、ロベリアなどは、さほどに耐暑性はない気が。

夏の乾いた荒地でも、勝手に種が飛んで増える、土がちょびっとでも育ち、芳香的な香りもあるのは、黄色いダールベルグデイジー。

隙間に咲いて、茎や葉も細くて可憐で、道往くおじ様が、その可憐なド根性のようなものに癒されるようだ。

ただ単に、そういうお花である、だけなんだけどね。私が、その他の雑草は減らして、ダールベルグを残して、目立たしてる、だけなんだけどね。

黄色いダールベルグデイジーも白いペチュニアも、酷暑に生きられる子であるだけで、たまたま上手くいきそうなのを残してる、選んでる、だけ、なんだけどね。

ペチュニアは雨には打たれ弱いっすね。花の表面を触るとネチャネチャしてるし。

酷暑に耐えて、太陽が好きな子なんですよね。植物は人間より適材適所がやりやすい。適材適所しかない生命力なんですよ。


月曜日, 7月 21, 2025

以文会友

 私は投票に行くのが好きだ。

それは、現在も、過去に住民票があった場所でも、投票会場が学校だったので、日頃、足を踏み入れることができない学校という場所に合法的に行けるという非日常が面白いから。

投票所は、以前は地元高校(私は高校受験をしていないし、小学校時代ですら志望してなかった難関公立高校)の同窓会館だったのだが、現在はその高校の学食が投票所になっている。

ちなみに、小学生の私は地元の学区No.2の高校に行き、そこから大学は、関学か同志社あたりにいけるといいな、と漠然と思っていた。(No.2高校の方が、卒業生さんのラインナップも素敵に面白く芸達者。今でも、どっちがいい?と聞かれれば、No.2を志望するなあ。どっちを受験しても落ちる可能性も大なんだが。どちらもいい高校だと思いますけれど。)

投票会場になっている地元No.1公立高校は、古い話なんだが、日本近代水泳発祥の地であり、ノーベル文学賞を取られた、川端康成氏が卒業された高校(大阪四中)。

で、川端康成氏の石碑がある。「以文会友」イーウェンホイヨウ、文(才)を以って友と会する(会える友でありうる、かも)。(←さすが、かっこいいねぇ。)

関西での川端康成氏の人生はかなり壮絶で孤独だったのかも。両親が早くに亡くなり、おじいさんのヤングケアラーで、おじいさんとお暮らしになっていた、豊川村(ほぼ現在の箕面市)から、茨木村に、徒歩か自転車で通学されていたとは、偉いなあ、と思います。茨木というよりも、かなり箕面の人であり、小学校は笹川良一氏と同級生だったみたいだし。東京で大成された彼にとっての、心の拠り所、帰属意識、恩義のようなもの、はどこにあったのでしょうかねえ。

高校の食堂の前には、今年もマニアックな、ダイドードリンコの自販機があった。

昨年は、私にとって衝撃的な味わいの、フリスクソーダがあった。

今年は、プレーン味のフリスクソーダは無くなっていて、な、なんと、ぶどう味のフリスクソーダが加わっていた。買うか買うまいか迷いに迷って、普通の水を買った。

フリスクソーダの葡萄味、私には苦手な味だろうと思うが、誰が飲むのだろうか?

もしかしたら、毎日1本買って必ず飲む、という、マニアさんが居るのかも。葡萄味の後の、喉から食道を駆け抜ける、スースーがゴイゴイなんですヨォ、クセになるんですよね、みたいな。

次の選挙の時には、自販機のドリンクのラインアップは、どうなっているのだろうか?

タイトルとは、全く無関係な興味ですが、楽しみ。


金曜日, 7月 18, 2025

勤続疲労?垂直意欲?

 1980年代の事象が、あるフレーズが、吐き気が、形を変えて、別の組織で、デジャブのように、デジャブ以上にコテコテにパワーアップして出てきた、というか、本質的にずっと変わってなかったのね、と、思ったので、命の危険を感じて、死ぬより先に、辞めることにした。辞めた。社員さんが不幸になってそうな空気を吸うのもいやなんで。節約したら不要なはした金より、健康第一。

陰ながらのAIのアシストもあるのかもしれない。分業体制がしっかりしてるのか、あっさり辞められた。今後の決心がついて良かった。

経験上、ちょっとした仕事上の付き合いに過ぎないけれど、外資の仕事が丁寧で賢明であるとは一切思わないな。それなりに雑い外資。勝手に会社の形も変わるし(日本の企業も一緒か?)。いちいちチェックして、ノーを言い返さない日本の企業様、フォーマリティーが形骸化してて、いちいち指摘しなくても、顕在化しない可能性もあるけどね。 付箋をつけまくりましたけど、そこは判断かな。最悪のリスクはイメージはした方がいいんじゃないかな。

でも、やはり、外資との比較という意味でもなく、えっ?日本企業、めっちゃ古いなあ、ヤバいなぁ、と感じまくった。

団塊ジュニアさんは就職氷河期と言われるけれど、そもそも団塊さんが多過ぎた問題、そんなに優秀じゃなかった問題、団塊さんのポストを作ったために拡大した問題、組織にしがみついた団塊の世代をリストラしなかった問題もある気がしますけどね。団塊の世代の、なさすぎた問題意識、が問題なのではないかと。今更しかたがないけどね。ジュニアさんには頼らずに生きなくちゃ。

1980年代、男女差別も歴然とありましたし、今もそのままで、表面上のコンプラを頑張ってるフリをしてもね、男女差別はある。世界ランキングを参照する必要もないわ。

昔も今も、女性社員は、男性社員のように、バブルや景気にポストもサラリーも連動してないんで。私は、景気の良し悪しに浮かれたこともないし、リストラに怯えたこともない。そもそも、最初から優遇されてないじゃん、私。

うん。だから。一貫して、安く扱われてるやん。

会社の売上は最高か最高一歩手前で、表面上の業績がよろしかったタイミングで、転職で(寿退社ではなく)辞めました。だって、残業バリバリで、駐在員さんが銃で撃たれて命を落とすようなリスク市場部門で、一回も(多分)私は自ら在庫を作らなかったのに、昇進試験で在庫の問題の正論を書いたら、部門のトップに怖い!って言われた、補助事務職、という役職だったしね。

会社を辞める時、仕事上は直接関係はなかったけれど、たまたま近くにいた男性に言われた。会社を辞めたら、2度と入られへんねんで!と。(←だから貴方は会社に所属していらっしゃるのね。危険地域に行かされる可能性もあるのになあ。かわいそうになあ。)今から思えば、団塊の世代って、そういう人の塊なのかも。栄枯盛衰-栄-盛=コスイ。

上の方から、会社の業績をアピられ、会社補助のメリットをアピられましたが、お給料天引きの社内持株もせず。予測が外れてもいいの。自己判断、自己タイミングで買いたいから。

モテないので、社内結婚もせず。

(バイトみたいなものでしたが)転職してやめた後、その年か翌年に、会社はグループの親会社に吸収合併、対等合併だったのかな?

人的構成において、その布石は、在籍中からありましたね。親会社からの流入が増えてたもの。

売リが立たない、いらん在庫を発生させないという意味においては、適切な生産管理とリードタイムの短さが必要だから、意思決定組織が2個あるよりは、一本化の方がベターだから、私の昇進できなかった試験のガチ作文の世界観が生かされたのかもね。(もちろん、合併してください、と提言したわけじゃないです。)昇進というか、底辺の男性並み?になれなくて、良かったですぅ。

1980年代の職場環境は最悪だった。

喫煙者だらけで、空気が悪い悪い。もし、私が肺がんを発症したら、アイツらのせいです。

2025年の職場環境も結果的に最悪だった。

蚊が発生するという理由で蚊取り線香の煙が臭かった。建物が古いのは経費節約で評価するけど、キャンプじゃないんだし、蚊取り線香はないな。(本質的な問題は、それだけじゃないけど。)

来年は、刺さないユスリカ発生でも頑張られた、酷暑の関西万博を経験された有能なスタッフさんが来てくれるといいね。

21世紀、2000年以降、竹内豊的な体形というか、細身の部長さんのいらっしゃる大きな企業さんもありましたけどね。その時は、時代は変わったなあ、と感心した。ええっ?私より歳下で、古うぅぅぅぅぅという昭和の男性が支配している世界もどっこい健在だった。

身なりがシュッとされていて、手入れの行き届いた革靴を履かれている男性が、バスの中で倒れそうに立っていらっしゃる様を見たことも。前職が何でいらしたのか知りませんが、気の毒で涙が出ちゃうから、目を逸らす。

何も言ってないけれど、この際ね、辛いことがあるやろけどね、いけてる黒などのスニーカーを履いて、軽快に割り切った方がいいよ、と、心の中で思った、だけ。

YouTubeの社畜ジャパンは誇張ではない、と思う。似たような事例がリアルにあります。

YouTubeの元野村證券の営業マンさんは、野村證券のアナリストよりも断然面白いのだが、ええっ?ネット証券の時代に、そんな世界がまだあるんか?と驚いた。

企業様、ベアアップとか言っている場合じゃない、リストラしてるやん。企業内部はマジでブラックなブラックボックスだからね。

そもそも日本の企業に、進路、方向をつかさどる、垂直尾翼はなかったのかもしれないな。

1985年8月、往復JALだけど、マドリッドに安いホテルがあるだけのパックでスペインに行き、勝手にスペイン国内を飛行機やタクシーや列車で移動した、道を人にたずねるのが得意な地図が読めない私と地図が読める勉強もできる同期の女子。

当初、スペインのタクシーの運転手さんでも知っていた大事故。というか、タクシーの運転手さんがJAL墜落の件を教えてくれたから、新聞を買いに行ったら、スペインの全国紙の一面にあり、ドアのロック忘れ、と書いてあった記憶、マドリッドー成田ー伊丹空港までの、機内スタッフの無言の緊張、平静が、怖かった。離陸前、何度か声を聞いた。ドアモード、マニュアル確認、と。無事に帰ってきたが、今でも思い出す。日本の新聞が、新聞が一紙もなかった。

もしかしたら、後日に流行語のようになった、金属疲労による圧力隔壁の破損でもなかったかも。(そうなら、後部座席の方が、生存されていて、墜落前に破損の風圧を感じなかったのはあまりにも不自然。)

御巣鷹の尾根の日航機の墜落事故。

田舎の自治体の対応を、どんな田舎の村の自治体でもちゃんとした対応ができる、日本のシステムを絶賛された、評価した方もいた。(それはそうでしょう。)

坂本九さんが亡くなった。

♪上を向いて歩こう、涙がこぼれないように、。。。。、ひとりぼっちの夜ぅ。

泣きたい時は、せめて、下を向いて、涙を流そう。

日曜日, 7月 13, 2025

AIの手垢は人の陰湿な攻撃性と責任回避と同調圧力を支える、だろう。

 私は権力は、それを持ちたがる人も、へつらう人も、非常に怖いと思うし、分析はしようとしますけど、金魚の糞的な行動は極力しないタイプだ。で、組織人(大企業人)の個人の資質やお役立ちは、信用しないというか、20代の頃から特に期待しない。

出世されていることに、高次の善悪の判断において、問題があるというか、恥知らずに近いぐらいに疑問を抱かないから、貴方の今があるのでしょうね!ぐらいの感覚。

我ながら思う。そのような感覚なのに、今まで、よくぞ生きてこれましたね、私、この同調圧力満載の日本で、と。

仕事は好きですし、対峙している顧客の不安は取り除くように、余計な心配をしなくていいように、できうる範囲の説明を尽くすことには、集中してやりますが、そのパフォーマンスに対して、組織的な評価に期待したことは一度もない。

対峙したお客様は、今まで5回タライ回しやねん、会社のハッピ着てる人は社員じゃないの?(そこはわかりません、私には。申し訳ございません)(誠意のある、対処する気のある社員さんは、スマホで関連サイトか部署で、探してくれるかもだけど、全てを即答で答えられるわけではない。そもそも私、社員ちゃいますけどね、とは言わないが。)画像見せたのに何も教えてくれへんねん、親切にご説明どうもありがとう、安心しました。(決断がしやすい)とか、次回に問題があったときは、やはりそこを通した方がいいのですね、意味がわかりました、とか、感謝されることが多いけど。

私の後には、ドラブルのタネは減っているだろう。(自画自賛かもね。)

お仕事は、低賃金であっても、やる気ない態度でやらない。やる気なくやるとより疲れるから。全振りでやりますよ。そういう風にできている。私は、AIのような、予測型の言語モデルでできていて、リスクのパターンが予測できたり、お話しの最中に問題がわかってくるから。

AIにはない、良心というものを備えてますからね、お客さまの気持ちが分かりつつスルーする、ということが私にはできない。いい加減な仕事をしたら、一生後悔するタイプ。会社にむしゃぶりつくリーマンじゃないんで。

トークを開始したら、一件の処理スピードは速いと思う。相手のお困りに最適化しようとするから、相手も暇じゃないので。元々怒りまくっている方もいらっしゃるけれども。

即かけろ!アホか?(○ね!)と。その前にちょっと考えた方がパフォーマンスは上がりますよ。

いつでも辞めたるで、お金も要らんわ。代行も使いません。

それぐらいの気持ちがないと、組織人様のやる気のなさと責任の回避力、(私に向かわなくともね)重箱の隅をつつく怒声、根本的なアホに対するスルー、事態をわかってないのにプラスをマイナスと捉えるアホさ加減に潰されそうになりますわねえ。

能力ないから辞めますわ(皮肉)、お金も要らないです、と、申しあげると、ズルいって言われた。どっちがやねん!お客様と現場の方のために期間限定でやってるだけ、モチベーション的にはそれしかないわ。

人生に楽しいことが、まだまだありますのよ、私には。

一般論。AIは、適切なタイミングで頭を下げることができない。そういう意味で人類は愛のないAIに近づく。

新しいマイカーを定期点検に出したら、もれなくついてくる洗車をしてくれた際に、設定をマニュアルに変えられていた、ようだ。

普通に暑いモールの駐車場に停めて、ドアロックリモコンを押したら、ミラーが格納しない。隣に車が停まってますねん、狭いねん、カスられたら嫌なの。えっ?半ドアなん?半ドアのサイン出てないよ、でもとりあえず再度開けて閉める。ミラー格納しないやん!特殊洗車で電気系統がいかれてるわけ?

ディーラーに電話する。女性が出てくる。ミラー手動に変えたままかもしれません。どこにスイッチあるの?パーキングが暗くて室内ライトだけじゃわけわかんないけど、それらしいものを入れたけど変わらないよ。

申し訳ないけど、そのままディーラーまで来てくださいとなる。

で、エンジン始動で、ミラー格納。一瞬、。。。。。停止のサインが光る。何の機能が停止なん?

ミラーを格納したまま走行できないじゃん。悪いけど、そっちから来て、となる。

場所を伝えるのも大変で、メカニックがきたが、車を停めて、車内でスマホを見ていた。

(AIで言い訳を探しとんのんかい?)

ゆっくり出てきた。謝罪なし。(暑い中、お待たせして、ご迷惑をかけて、すいませーん、なし。)

洗車をしたものが、ミラーが洗車機に引っかからないように、マニュアルに設定して、戻してなかったと。(私のせいじゃありません。)

納車時は、調整が必要じゃないぐらいに、シート位置がドンピシャだったんだが、点検後にシートが後ろに下がってて、足が届かないけど、自分でもできるんで何も言わなかったけどね。

かなりフルオートで、安全センサーもついてるし、エレクトロニクスの塊であることは安心な面もあるのだが、手動に設定を変えられるとお手上げ。

ナビもまあまあ賢いが、微妙。右折などの少ないルートを選んでくれてはいるんでしょうが、ナビ推奨の道もなあ、知っている道ならイマイチな時も。入口を把握してなくて遠回りさせられることもあるしね。

ディーラーの車のラインアップが(往年の名前のままの)高級車寄りになっているが、めっちゃお値段お高め。800万円越えもある。そんな対応なら、800万円を支払ったお客様は気の毒。ブチ切れる人もいるかも。

水分補給は自販機でいいよ、お飲み物は、どうせパックの何かを注いでいるだけかと思うし、カフェ的なお茶とお菓子要らないです。

車の整備と設定を変えないことだけ、頑張ってください。

で、人為的なミスがあった時は、営業目的で、お菓子とか記念品的なもの、用意してるでしょ!(私ももらいましたし。)それでも持ってきて申し訳ございません、ぐらいなことは言った方がいいよ。

己の評価が落ちることを恐れて、謝ったら負け、って思っているかもだけどさ。

営業マンさん優秀でもなあ、お値段は納得だったけどなあ、人と関わるとロクなことがないです。生きていけるなら、引きこもりは正しい。2度と仕事は受けない。

はした金で、うっかり心身を病むことは避けたいな。おそらく普通にサラリーを得て、何をされているのかわからない方を見るのも、関わるのも辛いなあ。

適材適所に人を配置して活かす余裕のない組織世界一般(多分全て)からは距離を置かせて頂きたい。時間があれば、お金を使わずに愉快にエコに、暮らせますので。