人生で初めてアボカドを口にしたのは、日本ではなくて、カリフォルニアだったような気がする。(日本でも食べたことはあったかもしれないが。)
20歳のクリスマスシーズンだった。クリスマスのホームパーティーに連れて行って頂いて、どこの家でも、トルティーヤスナックでアボカドディップをすくって食べていた。デザートはなぜかパンプキンパイ+バニラアイス。ズッキーニブレッドというズッキーニが入った甘いケーキを手作りしていたり。それはかなり美味しい。だから、いまだに、自作パンケーキにすりおろしズッキーニを入れる私。
で、アボカドとは呼ばず、そのディップのことを、メキシコに近いカリフォルニア在住の周りのアメリカ人(中南米ルーツじゃない)が「ワッカモーレ(guacamole)」と言っていたから、画像などを盛るという文化がなかった時代なのに、薄緑色のディップは、若さが盛れるペーストみたいな名前だなあ、縁起良さそうと思って、私は、せっせと積極的に食べていた。
アボカドに刻んだ玉ねぎとかレモンとかマヨなどを混ぜていたはず。
今でもアボカドは大好き。
生玉ねぎ&納豆と混ぜたり、わさび醤油で食べたり、チーズとトーストにしたり、サンドイッチに挟んだり。
森のバターと呼ばれていたし、カロリーがありそうなのはわかっていたが、抗酸化作用があって、脂肪酸の素性が良いとか、お肌にも良い、というようなことを知ったのは最近のことかも。
で、最近、台湾のVlogを見ていて、あれっ!?と思った。
北京語の中国語でアボカドは、表面のゴツゴツとした質感により、皮がゴジラみたいな鰐(ワニ)肌だからか、「鰐(ワニ)梨」であると思っていたのに、台湾の市場では「酪梨」と書いてあった。
アボカドは森のバターと呼ばれるから、まさしく、乳製品(酪)梨は、ピッタリな表現だ。
台湾には、日本で流通している、保存性の良いゴツゴツした鰐肌のアボカドだけでなくて、表面がツルンとしたタイプの日本で(あまり、ほぼ)流通しないアボカドも売っていた。台湾製なのか?輸入物なのか?多分台湾産。
台北に行って、青果店でアボカドを買い、ホテルの部屋で剥いて食べたい。マンゴーよりもアボカドに興味がある。
ナイフとチューブのワサビ(芥末)と醤油を持っていかなくちゃ。夜市の屋台などでは芥末(jiemo)味の味付けのソースも人気みたいだし、ワサビは現地でも売っているでしょうが。
今行くのは暑くて嫌だけれど、メキシコに行くよりは、近いので、台北でアボカドが食べたい。
ジュース屋さんの酪梨牛奶(アボカドミルク)も飲んでみなくては。普通に想像がつくような味だとは思うけれど。