土曜日, 7月 26, 2025

一日休養、一日教養

 松下幸之助氏の語録というか、経営者として従業員に対する責任ある決断において、個人的に上品で知的な温かさだと思うのは、週休二日制の早期からの導入と一日休養一日教養、というお言葉。他は何も記憶に残っていない。

一日休養、一日教養、には、救われた気がする。そのために、なけなしのお金を使いまくることに罪悪感がなくなり、若気の至りで、自己投資ができたから。

男女雇用機会均等法の前、バリバリ男女差別はありつつ、いわゆる一部上場企業に就職するだけであるならば、さほどに難しくなかった短大卒女子の希望就職先は2パターンあった。

週休二日制だったメーカーとか商社とかを選ぶ、お金より休日充実派と、週休二日制ではなかった金融系を選択するお金に反応する真面目な方々と。金融機関はイヤ派は少なくない印象だった。

個人的には、金融機関には就職したくなかった。一切考えてなかった。

今も?当時の銀行窓口なんて絶対イヤ。あのような晒され方というか、お客さまに対峙するのも怖すぎる。前(お客さま)と後ろ(お局さま)から圧をかけられるような職場。女子社員にあてがわれそうな仕事はめちゃめちゃ些末で細かく思えるし。

価格転価によって、賃上げをして、経済の好循環というのは、ピンとこない。イメージが湧かない。例として、米国向けには、しない、できないのになあ。コストプッシュで、一般物価は上がるでしょうけど。

企業が公平に成果主義で、サラリーを上げられるのかどうかは知りませんけど、上がったサラリーで沖縄ジャングリアでも行かれるといいのだろうか?

ジャングリアいらんわあ、ホンマにいらんわあ。

沖縄はビジネスホテル&レンタカーでさすらう私には、迷惑な施設というか、那覇からの道が混みそう?インバウンドさんは専用バス移動でそこから出ないのならいいかもね。

ジャングリア、VacationにPowerがついているところからしてイヤだ。世界基準なのかなあ?なんだか日本的だなあ。沖縄ではゆったりするのがいいのに。ホリデーはゆったりしないとね。

大企業様は、同時にリストラもしてるし、初任給アップで入った会社の職場の雰囲気が明るいとは思えない。そもそも矛盾を内包している。

初任給、少々のお金で優遇されて、誰かの反感を買うような暗い職場よりも、休日のある、精神衛生の良い職場の方がいいと思うけれど、この世にそんな職場はあるのだろうか?

売り手市場、楽だ、ではなくて、選択肢は、駱駝が針の穴を通るように、かもしれない。