ノーベル化学賞を受賞された京都大学の北川進氏がおっしゃってましたが、次は気体の時代になると。それはそうだろうなあという気がするし、気体はどこにもあるし、国境を超えて拡散して移動する。資源(Goods)としても、災い(Bads)としても。
気体などの成分(元素、分子、化合物など)を分離したり固定したりするのに、多孔質のMOF(大蔵省、財務省ではなく)Metal-Organic Frameworks (金属有機構造体)はポテンシャルがありそうだ。(だからノーベル賞)
しかし、その構造体は、何から、どうやって作るの?
で、選択的に閉じ込めてから、どうなるの? 素人にはわからないことだらけ。関連論文を読んでもわからんやろしな、という感じではある。
わかってないくせに疑問が湧いた。
なぜ、金属なの?他の素材(?)分子じゃダメなの?
科学の世界では、COFというのもあるようだ。Covalent Organic Frameworks (共有結合性 有機構造体)。共有結合?Covalent?フワッとわかるような、ほとんどわかってないような。
空気中の成分を良きことのために取り込むという行為、現象、に関して、ほとんど調べたり、研究したりしない私がほーっ、そうなんだ、と思ったのは、中学か高校の生物の時間に耳にしたフレーズ。
マメ科の植物は、空中窒素固定細菌がある。だから、苗を植える前の田圃(畑)にマメ科のれんげ草を植えて、そのまますき込んで稲を植える、というフワッとした説明。
空中窒素固定細菌は、根っこに居るのではなかったっけ?
ちゃんと調べる気はなかったのですが、今もないのですが、空気中の窒素を取り込むために、何故、空中窒素固定細菌は根っこに居るのだろうか?空気中ではなくて地中やん!空気中にいた方がいいんじゃないの?最終的に根っこに移動するの?
土と空気の境目の窒素って十分あるのかなあ?降雨時の水に窒素が溶けて取り込めるのかなあ?最近、ほとんどレンゲ畑って見ないから、そのやり方は廃れちゃった?窒素分の取り込みの効率が悪いんだろうか?植物は窒素だけが増えてもちゃんと生育しないから肥料分のバランスが悪いのかしらん?
ちゃんと調べる気はないのだけれど、空気中、大気中、放出される、CO2などを取り込んで固定化するには、化学的、物理的、生物的、色々な方法のミックスなんだろうなあ、と漠然と思う。
私はれんげのお花が咲いている、ピンクのお花畑が好きでもあるので、レンゲの種(1袋150円)を蒔こうとしている。
荒地的な地面のグランドカバーにしたいのだけれど、以前に蒔いた時は、時期が遅すぎて気温が低かったからかもしれないけれど、発芽しなかった。1輪も咲かなかったんだ。(そんなことってある?あったんだなあ。)
地面に雑草の根が残っているし、今回も順調に発芽しないかも。まず、ガシガシ、熊手で少しだけ根を取り除かねば。
田んぼ、畑、そのような地面の土は基本的に肥沃だし、石ころだって取り除いてあるわけで、ふわふわだから、レンゲのタネから発芽して、放置していても、お花畑になるなんだろう。
れんげのポット苗のようなものを作って、植えた方がいいかもしれない。ダメ元で色々やってみよう。乾燥していると発芽しないみたいでもあるし。やさしめの雨が降る前に蒔くといいかもしれない。マメにお水やりもすべきかもしれない。