藤井風さんは、I Need U Backという楽曲のUは、Passion、情熱のことだと言っていた。Passion を取り戻すということのようで、ますます、この曲が好きだし、グレイテストショーマン的(?)なカラフルな人々が群舞するMVもその中の踊りの振り付けが工藤静香の嵐の素顔の踊りみたいで、笑っちゃうところも、好きだ。
しかし、現代の日本の、ありふれたリアルな、雑踏、人々には、私の目からは、カラフルさが足らない。
バーチャルで、2次元で、ゲームで色々推してますんで、現実の自分自身は黒づくめで、モノトーンで、節目がちで、全然OKです!と暗に言っているみたいに。
目立たないように生きているのか?追い詰められているのか?着る物にお金をかけたくないのか?かけられないのか?
昔、半世紀近く前、日本人ばっかりなのに、英語で話さないといけないキャンプがあって、Passionを、ある種の美徳というか、根性とか気合いのような意味合いで、連呼する人がいたような気がする。
Passion という響きには、弾け飛ぶような煌めきと軽(ろ)やかさがあるけれど。
私の今の心境、取り憑かれているものは、Enthusiasm。まごうことのない狂気のような粘着質な追求。なんだかんだで、結局、気がついたら、四六時中いつでも、それに向かってしまう。
あなたは好き嫌いで、物事を判断しすぎではありませんか?(多分、そうだと思います。だから、私は人を支配するようなポジションにはつかない。)
あなたは独りよがりではありませんか?(そうだと思います。結果を人のせいにしたくないから。)
Enthusiasmの結果として、たまたま、美しい光景が実現できて、人の心に寄り添えることがあれば、至上の喜びだ。