木曜日, 4月 04, 2024

The hanged man and the Fool

初めて1週間ぐらいだけれど、 タロットカードが好きだと言うと、スピ(リチュアル)が好きとか占いが好きである、という風に、人からカテゴライズされるのかもしれない。

タロットカードも、タロットカードリーティングも、勝手な解釈も好きですが、タロット占い好きではないような気もする。切実に占ったことがないし、答えを求めていないから。

だから、プロのお金を要求する占い師になる気もない。

特定の誰かが私についてどう思っているか、みたいなことには興味がない。

自らの判断が正しいかどうか、今日、明日、近未来というような占い方をしつつ、出てきたカードの示すものが何であっても、ありうるお話だなあ、深いなあ、と感心するというパターン。大人の紙芝居のように、誰かの物語として、想像して、客観的にみているのかも。

英語の解説本に書いてある内容を、即興で日本語にして、表現するのが面白い。ヨーロッパ的な世界観でもあるので、それを現実の人生において、どのような場面、どのような局面がありうるのか、人生に落とし込もうとする。(で、結果は、早々に忘れてしまうのだけれど。)

78枚もあるし、全てのカードの含意を、その正と逆を、理解し、解釈できるまでには至っていない。

しかし、心の持ちようが、若干広がっていく。

ただ眺めているだけのタロットカードきっかけで行きたい場所も出てきた。

タロットカードの絵には不思議なものもある。

●The hanged man (吊るされた男)

これは不思議なカードで、吊るされた男が微笑みを浮かべている。そして、世界の民話イラストになっているタロットカードには、眠りの森の美女(スリーピングビューティー)のオーロラをそれに当てている。

糸巻きに刺され、呪いにかかり、糸巻きに吊るされたように眠っているだけで、そこには苦しみはない。

●The fool(愚者)

世界の民話イラストになっているタロットカードには、陸に上がった人魚姫が。

それは賢明な判断だったのかな?ただただ夢見ガチで、人間社会のガチな大変さを知らない愚かさは、悲しむべきなのか、それはそれで幸せなのか。

タロットは、リーディングだ。

ゼミの輪読に似ている。

礼拝の時間の説教の内容は全然覚えてないけれど、牧師さんが言った、心に留めておきましょう、が似合う。

結論は出なくていい、やってみて、ちょっとドキっとしたり、モヤっとすることに意味がある。今のところは。長くハマり続ける、沼るかもしれない。