木曜日, 2月 22, 2024

手触りと温度

 生成AIは肉体を持たない。

生身の人間たる私が、生成AIにできないことをするだけなら、とても簡単だ。

スマホのカメラであろうが、撮影機材でであろうが、実際に撮影された映像なのか、生成AIが生成した画像なのかの区別はつきにくい。つかないと思う。どっちも特に信じない。

撮影された映像にリアルな実態があり、AIが生成したものが実態を反映してないという意味でフェイク、とも、一概に言えないな。

奇跡の1枚は、限りなくフェイク寄り。

達人メイクも、限りなくフェイク寄り。

実際の映像であったとしても、アングル、切り取り、露出をさせる頻度、写りたがる人と写りたがらない人の存在、撮りやすい場所とそうでない場所、などによって、意図的な印象操作や内容のバイアスが存在する。

CGも含めて、何も信じない。熱くならない。支配されない。

生身の人間として、手触り、温度、湿度、気圧、振動、重さ、匂い、味、劣化、移ろい、に振り回されながら、苦しみながら、自撮りを楽しんで生きるだろう。

人間の毒気にあたりすぎない。

ただそれだけかな。