土曜日, 4月 13, 2019

キャッシュ&券売機

クレジットカードとか電子決済を導入しないと、商機をのがしますよ!というのは、ほぼほぼ正しいのかもしれないが。

外国人のお客様は、特に、日本円の現金での支払いは面倒でしょうし、外貨からの両替の手数料もかかるので、ある程度の金額しか日本円に両替しないでしょうから、日本円を使い切った後で、どうしても買いたいモノやコトに出会った場合、現金でしか買えないのであれば、買うことをあきらめてしまうけれど、カードとか電子マネー決済であれば、買ってもらえる可能性が高い。

それでも、現金決済オンリーのお店は、かなりある。(多いのか少ないのかは、わからないが。)

客単価の高いお店でもある。

客単価の低いお店で券売機を入れているところなどは現金決済。

銭クレージーというよりも、どちらかと言えば真面目なお店は、現金決済。

日本や地域特有の商品やサービスを売っていて、量を売るというよりも、落ち着いた雰囲気を売っていたり、納得して買ってもらいたい商品やサービスの場合、新規のお客様が来店しすぎても困る。それにより常連客が減ってしまうから。買って楽しむことに、背景知識が必要であったり、それなりのマナーがいる物事に関しては、現金決済が多いはず。

その物事が本当に好きであったり、知識や興味があるお客さんは、日本円の現金を持ってくるであろうから、そうじゃない人は、やんわり、お越しにならないでください。説明も大変だし、他のお客様にも迷惑になるから…、という分野は、現金決済。後からクレームされても困るし。

電子決済の導入費用がかからなくても、決済方法が何種類もあると、対応する人の手間が増えたり、本当にお金を受領したのかどうか、わからなくなったりがちだ。現金決済の券売機のメリットもある。既存の券売機に、現金に加えて、各種カード(電子マネー)支払いの機能をつけたすのは、技術的に難しそうな気がする。

現金で券売機で買うお客様と、電子決済で支払うお客様がいたら、後者の方には別途チケットを発行しないといけないし、人の手を煩わすことになりそう。

形ある現金のメリットは、お店側の手間の削減のために、大いにあるかもしれない。

ミスマッチをおこさないお客様の選別にも有効かもしれない。

あえて現金だけにメリットが大きい分野もありそう。

現金の盗難の危険はあるけれど、ハッキングされて消えることはないわけだから。