月曜日, 3月 25, 2019

spitting image

英国のEU離脱問題がどうなるのかは、日本人の私にわかるわけはありません。

離脱がトータルに賢明だとも思いませんが。

私が英国人だったら、こっそり無言で離脱に投票しちゃうかも。

ブリテン島は、平地が多くて、豪雪地帯でもなくて、台風も来ないし、行政コストが少なそうだし、切り立った山も少ないし、災害が少なくて、日本列島よりも均質的で住みやすそう。閉鎖的にやっていけそうな気持ちになる地勢。台湾島もそんな感じがするんだけれど。

みんながみんなロンドンに住んでいるわけでもないし。

グローバリズム?EU? 移民?

I'd rather have a cup of tea, and then start dig&dig&dig, enjoy spade-work in my back-yard.

そういうリアル根回しと植木の移植は得意なの。

という気持ちになるかも。稼ぐ経済活動よりも、切り詰めて、自給自足に近い生活に喜びを見出す人もいそうな気がする。

みんながダイソンのようであるわけでもないし。

みんなが撤退する日系企業に勤めているわけでもないし。

イギリス人は伝統的にグルメではないし。ポテトがあれば生きていける。多分。

ホリデーはギリシャあたりに出かけられないわけでもないし。

さて、今後、どうなるのだろうか?

イギリス議会って、日本の領事館でだっけ?どっかで許可証をもらって、個人で見に行ったことがある。そこでやっていることに関しては、わけわからなったけど、その時は、バッハみたいなカツラをかぶっている人がいて、仰天した。

テレビで見ても思うけど、緑色の椅子が昭和レトロな喫茶店のようだ。なぜあんな緑色なんだろうか?素材はレザーなのか?合成皮革なのか?不思議な空間だ。メイ首相のネックレスの大きさも不思議だ。あんなに大きくて肩が凝らないかなあ。

英国は暴力的なサッカー馬鹿のフーリガンの国でもあるし、昔あった風刺人形劇のspitting imageのように、建設的な提案はしないけど、徹底的に統治者や目立つ人をこきおろす国でもありそうだし、階級社会だし、自然を愛する保守的な国でもあるし、やはり島国。

生産設備を破壊するラッダイト運動があった国でもあるし。

経済合理性を快く感じないという精神の天然性もあるんだろうな。

spitting image的な指導者や扇動者のグロテスクな像は、イギリス的なような気がするけれど、草の根の反対運動じゃなくて、プロのお仕事。美術さんが作った、ハロウィンのジャックとかクリスマスの
サンタみたいな英国の風物。

韓国の反朴大統領デモも、統率されていて、みんな同じ持ち物を配られていて、デモ業界ってのがあるんじゃないか、というぐらいに、プロのお仕事である、という気がする。草の根感がないような気がしなくもない。

プラカードの主張は手書きでないとね。

で、弁天町の温泉は、安普請だ。1回行ったら、もういいよ。万博おゆばの方が好き。

畳敷きの飲食スペースは、掘りごたつにしないとね。外国のお客様には脚が辛くないかしら?というか、私はジベタリアンじゃないし。

遠くから画像を見て宣伝を鵜呑みにするのと、行って空気を体験して自ら判断するのとでは、評価や予測はまるで変わってくるものかもしれない。