木曜日, 3月 07, 2019

いだてん

ネットニュースで大河ドラマの「いだてん」が低調すぎてヤバイというような記事を見るのだけれど、個人的には「いだてん」が好きなので、歴代の大河ドラマに比べて、視聴率が低い真の理由が、イマイチ、わからないなあ。

どうだったら世間にウケルんだろう?何がウケテナイんだろう?

若者のオリンピック離れ?オリンピックの何が嫌いなんだろう?オリンピックが嫌いだから、いだてんの視聴率が低いのかしら?

2020年の東京オリンピックは、気のりが全くしないし、311の後で、何がオモテナシだよ?何が被災地支援につながるんだよ?と、無事に終わるといいなぐらいで、美しいイメージが全くないので、サザンの東京Victoryが流れるとテレビのチャンネルを変えるぐらいなのだけれど。♪がんばってぇぇええ♪の機械音エフェクトが耳について苦手でもあるし。

だから、「いだてん」が好きなのは、東京2020時代のオリンピックを応援したいからというわけじゃない。

オープニング映像の実写合成の感じとか、セットとか、明治-大正-昭和の風俗とか、浅草から富士山が見えた東京とか、落語がナレーションになっている構成とか、が面白いと思うし、綾瀬はるかも大竹しのぶも中村獅童も杉咲花も、走りまくっている勘九郎もいい味出していると思うのになあ。

個人的に、日本の近代というか、戦前と戦後の東京オリンピックまであたりの日本の風景とか風俗とか人々の頑張りに興味があるから、面白いと思うだけなのかも。

それと、私は、オリンピックと言えば、アマチュアイズム、という古い時代の人間だからかしらん?
建前であるとしても、参加することに意義がある、の時代が、やはり好きだ。

オリンピック選手が、現在のステイト&ビジネス&タレントアスリートになるのは、時代の必然なのかもしれないけれど、じゃあ、税金使わないで、プロ化して、100%民間でやってくださいという気分。

で、朝ドラ「まんぷく」は好調なのだろうか?

ほぼほぼ見ているけど、チキンラーメンそのものが、リアルタイムで好きじゃなかったし、味付けが濃いし、今もあんまり好きじゃないし、食べると胸焼けしちゃうし、チキンラーメンが身体に良くて優良品であるかのごとくの宣伝っぽくて、あざといぞ、日清、という気がしなくもないなあ。

即席めんの発明は、不屈でイノベーティブな話かもしれないけれど、インスタントラーメンでまんぷくにならんでもよかったんじゃない?と思うわけなのですけどね。

インスタントラーメン以外でまんぷくになった子供の方が、より愛されて育ったと思うわけで。