日本語表現は、my と our の区別がない、というか、ourに該当する定着した表現がない。
my 私の、our 私達の、と翻訳することはできるけれど、私達(わたしたち)の、などという6音節にも及ぶ一人称複数形を発話をすることは、まずない。
我が(わが)は二音節だから、言いやすいせいなのか、よく耳にする。我が国とか。
わがまま (我がまま)
我が強い
我を張る
唯我独尊
我田引水
我(が、わ)は、和をもって尊しとする、の反対の、独断的、排他的、利己的な、悪い意味に使われることが多い。
我が国(わがくに)
国会答弁等々において、さかんに聞かされるわけではあるけれど、我が国と言われると、my countryと言っているかのようであり、首相やその取り巻きや、官僚に、好き勝手されているように聞こえるし、そう思っている。
我が国なんて、思い上がった統治者面をしないで、「日本」って言えばいいじゃないか?
我が、には、みんなの、ourという意味は希薄であるし、日本が、特定のmy countryでいいわけはないので。