火曜日, 9月 25, 2018

♪そこにはただ風が吹いているだけ

今日、街路樹の刈り込みをしている方々とバリバリとくだきながら刈り枝を収集するパッカー車を見かけた。

9月4日の台風21号の襲来以来、3週間経って、やっと街路樹の刈り込みと折れ枝の収集が始まったんだ。
しかし、ショウガナイね。あっちこっち台風ごみで色々大変だもんね。環境センターに臨時ゴミを捨てに行っても、木の枝を山盛り積んだトラックを多々見かけるもの。
少量だったら、土に返せばいいけど、また台風が来たら、舞い上がって、建物や人を直撃しそうなぐらいに枝が落ちてるもんなあ。やっぱり集めて捨てないとね。

庭にも溝にも、どっからか飛んできたんだ?というほどの、八つ手のような大きさの、三つ手ぐらいの葉っぱ、名前は何だったっけ?とにかく離れたところにある街路樹の葉っぱが、何軒かの家やアパートを飛び越えて、飛ばされて、溝にたまっているなんて、台風すごすぎ、と思っていた。

で、作業中のお兄さんに聞いてみる。お忙しいところ申し訳ありませんが、あの木の名前は何でしたっけ?

「プラタナス」ですよ。

えっ?ああ、プラタナス、ってアレだったんですね。ありがとうございます。

そうじゃないのかな?とも思ったんだけれど、だってさあ、プラタナスの枯葉が舞うのは、冬の道って決まっているんだもの。

♪プラタナスの枯葉舞う冬の道で、プラタナスの散る音に振り返える。…帰っておいでよと、振り返っても、そこにはただ風が吹いているだけぇ~、吹いているだけぇ~。

で、作業が終わったプラタナスの木を見てみると、葉っぱが一枚もないと言っても過言ではないぐらいに刈り込まれていた。そこまで刈り込んで木が枯れてしまわないのかな?

今年の冬の道に舞うプラタナスの枯葉は一枚もなさそうだなあ。これから若葉が出て、冬に枯葉になるとは思いにくいしなあ。

プラタナスの枯葉と青葉が同時に舞うのは台風の風。
冬にプラタナスの枯葉は舞わない、散る音にドキっとしない。

まさしく、そこには、ただ冷たい風が吹くだけなんだな。