日曜日, 9月 09, 2018

Biological Grand....

大坂なおみさんが、セリーナ ウィリアムスに勝って、USオープンで優勝した。
とてもドラマチックだ。


独占放送をしているWOWWOWに入ってないから、試合は見てないし、♪WOWWOWに入ろかな?、とまでは思わないのだけれど。

対戦相手のセリーナ ウィリアムスのウエアが素敵。特にセミファイナルのウエアはフィギアスケートのようで、パワフルな妖精さんのようで、舞いながら発射する弾丸マシーンのようだ。産後でもあり、36歳というのも凄いし、怒りの表現、人種差別や女性差別と戦う姿もパワフルだ。

ネットで公開されている限り、大坂なおみさんのお母さんの大坂環さんは北海道の根室市生まれで、札幌でハイチ人の旦那さんと恋に落ちて、家族に反対されて、大阪に出てきて、大阪の靱公園のテニスセンターで、お姉ちゃんのまりちゃんとなおみちゃんは、お父さんのコーチでテニスを始めて、大坂なおみさんが3歳の時にニューヨークに移住して…現在20歳でUSオープンに優勝した。拠点はフロリダ。

それって、波乱万丈な、ぎりぎりの苦労の多い、一からの移住&開拓人生だったはず。その時々のご苦労のエピソードを知りたい気がする。大阪に出てきたのは、苗字が大坂だから、大阪に出て行ったら、いいことあるんじゃないかな?と思ったのだろうか?そこで子供を生もう!と思ったのだろうか?(たまたま?)

お父さんがハイチ出身で壊滅的な地震はあったし、ハリケーンは来るし、最貧国。札幌に来るまでだって、様々な苦労や偶然や冒険があったんだろうなあ。

大坂なおみさんファミリーには若干の親近感がある。

家族の反対やいじめにあった女は、靱公園に向かうのかも。その日記の実物を見たわけではないのだけれど、私の生物学的な祖母は面白くないことがあると、お握りを携帯して、一日中靱公園でブランコにのっていたらしいから。(なんか気まま。)

昔の人、昔の記録は面白い。

明治期の日記に中学校の行事のウサギ狩りが楽しかったとあり、ウサギを追うのは、狩猟なのね、食べるためなのね?野生のウサギがごろごろ居たの?うさぎ追いし、って戯れるのではなくて、獲って食べるためなんだ、と驚いた。

昭和31年の小学校でのウサギ狩りの写真を見て、再度驚いた。そんなに最近までやってたんだ。本当に棒にウサギを吊り下げて山を降りているし。

で、60歳代の地元民の方が、小学校でウサギ狩りやった記憶あるよ、食べた記憶はないけど、ポンポン山でやったでぇ、と言われ、驚愕。私も遠足で行ったような記憶がするポンポン山でウサギ狩りかよ?

自家用に鶏を飼っていた、生物学的な祖母は、ウサギは飼ってなかったけれど、何かの拍子に言っていた。

「ウサギって、可愛い顔して悪いよ。おとなしいけどね、だまって穴を掘って檻からいなくなる」って。

ウサギの立場で考えてみたら、当然だね。とてもお利口さんだ。なんで、いきなりウサギの話だったんだろう?と子供ながらにひっかかっていたんだなあ。ペットとして可愛がっていたのに、逃げちゃったのかなあ?と思っていた。

どのような経緯で、学校行事からウサギ狩りがなくなったんだろうか?都市化による?誰かが野蛮だと言い出したのだろうか?

過去はとてつもなく分厚くてGrandですが、広範囲に行われていた、たった60年前の人々の楽しみは、現在、私の知る限り話題にもなんない。戦後の話なのに。

私自身の先祖については、別段気にもしないが、古い記録全般は、たまたま目にすると、これからの未来よりも過去の方が面白いんじゃない?と思う今日この頃。

9月4日の台風21号で停電している箇所がまだあるのに、関西空港の唯一の橋にタンカーが激突して、使い物にならなくなって、関空ではなくて、中部空港から飛び立つ松井大阪知事。災害に強いことをアピールしてきます、って、アホか?ぼこぼこに弱いやん、災害復旧が先やろ?(冗談もええかげんにせなあかんで!)

関空は開港翌年に1回利用しただけだ。同行者が大遅刻をして、空港内を走り回ってギリギリ飛行機に間に合ったという悪い思い出しかないし、1991年あたりに海上から工事現場を視察するお仕事に同行通訳させられて、とてつもなく外洋っぽくて、暑くて、揺れて…だった。

工法の専門家じゃないけど、内海でもなく、遠いし、苦労して埋め立てても、地盤沈下と海面上昇があり、100%海上空港島って、耐久性の面でも、あかんやろ?

2025年の大阪万博誘致がもしできたなら、2020の東京オリンピックと同じ。

もはや万国博覧会は世界の迷惑イベントであって、手を挙げれば、どうぞどうぞどうぞ!とやらされるものなんだろね。

多分、2025年にはこの世にいないような気がします、私。(どうだろう?)