土曜日, 4月 04, 2015

springhead

山陽新幹線のCMで滝川クリステルさんが、関西に行って、あしたセレンディピティー♪とか宣伝されているけれど...。

関西生まれ、関西育ちであるからでしょうかねえ。人生の半ばを過ぎたから、ご縁をご縁と感じるための記憶が蓄積されてきたからかもしれない。人付き合いが悪いにもかかわらず、セレンディピティー祭に突入したのかもしれない。

最近は、特に、関西に行って出くわす様々なヒト、モノ、コトが、とても不思議なご縁で、更なる不思議なご縁を繋いでいくというか。

うじうじしている悩み多き脳内で、ヒト、モノ、コトが、アタックを引き起こし、湧き上がる衝動が、ワタシの肉体を、地味に様々なヒトのもとへ運んでいく。

生きているというよりも、生かされているという感覚だ。

過去に中国で見て、こんなの日本にもあればいいのに、と思ったものも、ちゃんとできていた。

昔、北京で見て、現地の方に混じって、屋外運動遊具を体験して、知り合いの中国の方に、中国でこれが一番好き!このような大人のための公園運動遊具を中国から日本に売り込めばいいのに、自治体にはたらきかけてくださいよ~、と言ったこともあるのだけれど。

『日本人は、人前で、こんなのやりたがらないんじゃないんですかぁ?』と言われたけれど...。

関西人は喜々としてやるんだよなあ。とても嬉しかった。

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このタイミングじゃなきゃ、このタイミングよりも遅かったら、ちょっとマズかったかも、というラストなタイミングでの出会いもあったような気がする。

ワタシは、実は、Web上の、SNSだけの人間関係には期待しないタイプだ。

その方は、実際にお会いしてみると、頭が良さげで、性格の良い方で、とても美しかった。最終的な考え方においては100%マッチだったような気がする。(でも、世の中の変化に合わせて、修正も必要かもしれないけれど。)

(きっと、決断に時間がかかる、あーでもない、こーでもない、と迷ってばっかりで、煮え切らないクライアントにも、忍耐強く付き合ってくださったのであろうと思う。)

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帰りは、新大阪から鹿児島中央行きの『さくら』に乗った。そんなに最近でもないけれど、そんなに古くもない新幹線の車内にも、テレカの自動販売機と公衆電話があった。

超超高齢になったら、スマホも携帯も使えないかもしれない。

最新式の便利さは、究極の身体の衰えや今以上の荒ぶる気象を想定すべきかもしれない。

世間一般の常識に囚われず、想像力をもって創造していきたい。

ワタシのため、ワタシ達のため、を思って作っていったら、誰かのためにもなるかもしれない。

ありがとう、先人、ワタシ達の60年代、70年代、80年代、90年代、2000年以降、そして未来。




福岡に帰ってから、銅(アカ)の卵焼き器を出してきて、卵焼きを焼きはじめた。
昔、ブラジルからのお土産として、必ずもらった細かい粉にひいた超深煎りのブラジルコーヒーを見つけて、買ってダンナに淹れてもらって飲んだ。

ワタシには原点回帰の味がするんだけれど、ダンナは、このコーヒーは同じ分量を入れたら、すんごく濃いんだけれど(変だよぉ)、大丈夫かなあ?とビビっていた。

濃くて苦そうだったら、ドリップする豆の粉を減らせばいいだけじゃないの?というような主旨のことを、ワタシは優しく言ったかもしれない。怖く言ってしまったかもしれない。