火曜日, 3月 03, 2015

ロボットを喜ばないのはWestWorld の印象が強すぎるから。



梅田のOS劇場のシネラマスクリーンで見たからか、とっても印象に残っている映画。邦題もそのまんま「ウエストワールド」だったと思う。

母と私と母の友人とその子供であるところの私の幼馴染と一緒に見たような気がする。なんで、このような過激な映画だったのだろうか?なんで、そのメンツでこの映画だったのだろうか?
これを見てから、近くのお店でマカロニグラタンを食べたと思う。これはマカロニウエスタン(イタリア製の西部劇)じゃないけれど。

髪の毛がなくても、男前に見えるのが本当の男前だと母は力説していた。(アナタのダンナはどうよ?とは聞かなかったけれど。)
王様と私のユル・ブリンナーは、そういうタイプの男前。アンドロイド的なロボットの役ですから、顔立ちが整っていて、無表情で、冷血な感じで、今見てもカッコいい。

体温を感知するセンサーがついているので、人間に対しては発砲しないようになっているロボットのシステムが暴走して、冷血に、どこまでもどこまでも、テーマパークの客である人間を追いかけ、追い詰め、撃ってくるという、怖い怖いストーリー。

AI(人工知能)?

人を感知するロボットってのは、やっぱり、ある面怖いよ。
人が行けないところにでも行ける災害ロボットってのも、やっぱり、ある面怖いよ。
人を感知するけれど、人と同じ痛みや死の恐怖や自爆の恐怖がないロボットは、ある面怖いよ。

それは、冷血な殺人マシーンにも作りかえられるわけだし、それを人間が遠くの安全なところから、スマホの画面をスクロールしながら、操作することができるわけだから。何の痛みも恐怖も味わうことなしに。

無人飛行機とかも、怖い怖い怖い。

生身の人間もややこしいし怖いけどね。やっぱり、それでも、生身の人間の方がいいわ。