水曜日, 3月 18, 2015

私はバレエシューズという名前のペチャンコ靴が嫌いだ。

阪神淡路大震災が起こって、数日後、私は仕事中にというか、仕事が終わって雑談中に階段を2段程踏み外して、左足の小指の付け根を床面に叩きつけられて骨折した。

階段から落ちた時には、恥ずかしいなあ、電子辞書壊れてないかな?早く立たなくっちゃと焦った(だけ)。

足を打ち身ぐらいかな、と思っていたのだけれど、夜中に腫れてきて、これは普通じゃないなあ~、と感じていた。

整形外科でレントゲンを撮ったら、案の定、素人目でもわかるヒビ(クラック)が入っていた。

ギブスで固められたし、足を地面につけて体重をかけてはいけない期間が1ヶ月ぐらいあり、不自由だった。頑張ればいけるけど、これ以上の災難はイヤだと思って、まごころのヨシケイを頼んでいて、ほとんど外出しなかった。

骨折時に履いていたのが華奢な感じのペチャンコ靴、バレエシューズだった。

足の側上面からダイレクトに衝撃が走ったので、薄い靴は怖い、もう履いちゃ駄目だと思った。

それ以来、靴にはこだわる。

外反母趾ではないけれど、指先が窮屈な靴は買わないし、シューフィッターさんが調整してくれるタイプの靴しか買わない。

足の甲の部分まで、ガチっと固められる靴しか買わない、履かない。浴衣しか着ないけど、着物を着るときだって、ビルケンシュトックのサンダルを履く徹底ぶり。

足に合わない靴、高速歩行できない靴はダメ。走らないけれど、歩くのは速い。

歩きやすい靴って、労働安全と全身の健康に大事。

若い女の子が、つま先が窮屈そうで、踵の部分がパカパカした感じのヒールの高い靴を履いていたり、足の幅があっていないパンプスを履いて、就活なんぞをしている姿を見ると、若いうちから自分を大事にした方がいいよ、少々値段が高くても、歩きやすいパンプスを買って、長く履いた方が経済的なんだよ、そんな靴を履いていたら、足が変形して、全身状態が悪くなるよ、って言ってあげたくなるんだけど、きっと余計なお世話だろう。ヒールの高い靴で、ヒールそのものが内側に向かってゆがんでいる靴を履いている人を今日見たけれど、よくこけないで歩けるなあ、骨盤が変形しないかなあ?って思った。                          

そんなことより、ちゃんとしたご飯も、ダイエットというか、習慣的に食べない子が多いらしいけれど。

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骨折が完治した日に、アウトドア系の同行仕事もあったので、仕事を降り、仕事に穴を開けちゃったので、申し訳ございませんと挨拶に行った日に、地下鉄サリン事件が起こった。穴を開けた仕事場のテレビで、地下鉄の駅の出口で、担架に乗せられている人々の映像を見て、ギョっとしたのを覚えている。理系の人ばかりの職場だったけれど、何が起こったんだろうね?って感じだった。化学物質をまかれたという風に思った人はいたのかなあ?

阪神大震災があり、何ら危険のないはずのところで、自損で骨折しちゃって、応援活動もできず、使い物にならなくなって、地下鉄サリン事件があり、1995年は不気味な暗さに鬱々としていた。

4月には、大阪府の千里高校卒で阪大院卒のオウム真理教の村井とかいう人が刺殺された。なぜだ?未だに、犯人の動機がわからない。裏に何かありそうな気がする。

彼の実家は、私の記憶が正しければ、千里ニュータウンの地味な団地のようだったし、平凡な地味な家庭の秀才なのに。私にとっては、実家から、そう遠くない地元の出身だから、オウム真理教に入信していることですら、不可解に思えた。

オウム真理教関連の事件は20年たっても、なんで????だらけ、まったく解明されていないと思う。