日本は「わびさび(simplicity＆tranquility)」の国なのかどうかはわかんないけど、他と比べればtranquilな（揉め事の少ない、国民がおとなしい）国なのかも。
人間至るところに青山（せいざん、骨を埋めるところ）あり、というか、人間至るところに苦境あり。
昔、エジプトの方と、ボランティアでというか、休日に秋月に行ったことがある。その時、彼らは、普通の山々の木々にすごく感動されて、真顔で、誰がこのように植えたのか？という質問があり、驚いた。
その方達と広島の原爆記念館の見学後、「あやまちはくりかえしませんから」という碑文の前で、日本はなぜ、こんなにひどいことをされたのに、アメリカにリベンジをしないのか？と聞かれた。（ああ？そうくるか？と。）個人的な意見として、日本にも非もあるし、どちらがより悪いかということはわからない。リベンジは、必ず不毛なリベンジを呼び、リベンジが繰り返され、それがエスカレートして、同様の惨劇を招くから。と私は答えたけれど、それに大きく頷かれる人もいた。その人は、仲間の一人から、Mr.Internationalと呼ばれていて、彼を半ば、称賛するような…？、感じだった。日本人と一緒で、色々な感覚の人がいる。頑固なオレオレ的な人もいたし、物腰が優しい洒落の通じる人もいたし、鬱積した感じの人もいたように思う。
総じて、軍人ではなく、研究者や公務員系の方でしたが、親米的な方はいないような気がした。それは中東の人だけじゃない。沖縄にある機関の見学に行って、道中に米軍基地をちらっと目にしただけでも、顔が曇る人が多かった。
私が感じた限りにおいて、中東の方達は、アジア人と比較して、同胞内で激しく揉めることもあった。（私以外にも、そう言っていた人がいた。）対日本人受け入れ側にはなかったけれど、仲間内の男尊女卑的な押し付けもありそうだった。男女とも、最高の教育を受けていると思われる方達の間で、そうだった。オトナの方達だし、内輪もめのようだし、当然、私は介入しなかったけれど、どうフォローしたら、問題なく、そこそこ満足して頂けるだろうか？と心を砕いた。
埃っぽい砂漠に近い大地が広がる国々と、年間の寒暖の差はかなり激しく、自然災害も多いけれど、仮に放置していても緑に覆われる湿潤な国。自然環境が、人々のメンタリティーにも影響するだろうなあ。そんなことに感動している場合じゃないのだけれど、テレビの映像で見るヨルダンの日没は、赤い太陽は、美しい。絵になる。行ってみたいような気もする。
そういうplight苦境って、中国語でどう表現するのだろうと思い、中英変換アプリに入力してみた。
ずらずらと関連語句が出てくる。
日本人の私にとって面白いのは、「苦情」の意味の違い。中国語の場合は、claim（クレーム）じゃなくて、苦しい状態をさす。
一般的なclaimだと、中国語では「要求」とかが該当する。claimで出て来た語句の中で、
功成不居go1ng che2ng bu4 ju1
not to claim personal credit for achievement
ってのが好きだ。
成果に対して、己の功績を主張しないのが、coolなんじゃないかしら。あえて評価を求めないという美意識。
↓苦境に関する表現色々。
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处境 chu3 ji4ng
plight,unfavorable situation
地步di4 bu4
condition, situation, plight, extent, room for action
凄风苦雨 qi1 fe1ng ku3 yu3
lit.mourning the wind and bewailing the rain
feg.in a wretched plight, miserable
穷途末路 qio2ng tu2 mo4 lu4
lit.the path exhausted, the end of the road (idiom)
an impasse, in a plight with no way out.
苦情 ku3 qi2ng
wretched situation, plight, wretched, miserable
颠沛流离 dia1n pe4i liu2 li2
homeless and miserable (idiom), to wander about in a desperate plight, to drift
脱离苦海 tuo1 li2 ku3 ha3i
to escape from the abyss of suffering, to shed off a wretched plight
苦况 ku3 kua4ng
wretched state, miserable plight
