外で食べたお好み焼きが、私の味覚においては、まずかった。お客さんが入っていたし、結構流行っているみたいなお店だったので、私の好みではなかっただけということかも。
関西の人間は、たこ焼きとか、お好み焼きとか、「粉もん」が好きってことになっているけれど、どちらもオヤツかオカズ感覚で、ライトなんだけれどなあ。明石焼きなんぞには、粉あんまり入ってないし。
お好み焼きは、 野菜料理に近い気がしなくもない。
ふわっと厚みのあるお好み焼き。粉は少なめが好き。
今日食べたのは、ペタっと厚みがなく、重く、野菜が固く、全体的にデカかった。
できれば、鉄板の上で焼く時にフードを被せて頂いて、中心までしっかり熱を入れて、キャベツの甘味と柔らかさを出して欲しかったなあ。
キャベツに加え、人参とか、もやしとか、チャンポンに入っているピンクのかまぼこが入っていて、プレーンのお好み焼きって、豚玉かな？と勝手に思ったのだけれど、トッピングが一切なかった。（マジかよ？ケチやわぁ。）
お好み焼きの生地が重くて、ゴッチンとネッチョリしていて、キャベツの芯も入っていて、キャベツの芯の繊維がしっかり歯ごたえを残していた。
何ソースなのかなあ？酸味のあるソースだった。（スーパーで売っているおたふくお好み焼きソースとかで十分美味しいのに。）
戦後すぐの、欠食児童向けの味そのままみたいな感じだった。それでいて、普通のお値段。
作られるところを見ていたら、最後に卵を割り入れて、ガーっとふんわり混ぜるという工程はなくて、ねっちょりねっちょり、生地と野菜をゆっくり混ぜ混ぜされていた。
あまりのまずさに、胸が苦しくなって、無言になって、凹んでしまった。
個人的な好みとして、広島焼きと餃子と焼きラーメンとチーズオムレツ等の美味しいところはあるのだけれど、関西のお好み焼きも広島のお好み焼きも、平等に好きなんだけれど、福岡風のお好み焼きには凹まされることが多い。
大牟田で食べたのは美味しかったなあ。たまたま、不味いところに行っちゃったのかも。
