1月12日(月曜日)は成人式だったようだ。それゆえに国民の祝日。
1月11日(日曜日)に佐賀県知事選挙があって、自民党公認の、何かと話題の、武雄市長だった候補が過半数に届かなかった。で、主要な政策における考え方や県レベルでやれることは、恐らく似たり寄ったりではないかと思われる、そちらも官僚出身で、そちらも同じ県出身の新人候補が勝った。
地元民じゃないし、私には、地元の選挙民さんたちが、前知事が指名した候補者の何が気に入らなかったのか、中央に対して、何をどうしたいのか?できるのか?本当に佐賀のことは佐賀できめれるのか?わからない。
でもなあ。安倍晋三デス…みたいな応援電話が、選挙民にかかってきたら…、逆効果だったのでは?そんなことせんでも…。(勝っても負けても、純粋に独善的だったら良かったのに。)
なんか感情論かもしれない。きっと複合的なムカツキがうごめいてそう。九電の息がかかっているとイヤいうか、反原発の声もありそう(対抗馬が反原発じゃなくても)。反戦も恐戦も反TPPも。
TPPはグローバルに骨抜きでいいんじゃね?という気が個人的にはしている。でも、TPPは県レベルの問題ではないのだけれど。
なんか急進的なやり方が気に入らなかったのだろう。iPadを配る?意味ある?教えにくくて現場が混乱するだけでは?とは思っていたが、TSUTAYA図書館は、いいんじゃない?別に、と思うけれどなあ。
佐賀県は、さぼどに貧乏ではないからかもしれない。除雪費用も要らないし。あえてアベノミクスは、別に不要なのよ。きっと。(ちがうかも。)
武雄市長選、佐賀県知事選、う~ん。衆議院の解散がなければ、古川知事が国政(なんで国政に出たのかなあ?)に出なかっただろうから、両方とも、なかったわけで、選挙のための財政支出もなかったわけで、そういう意味では、現状維持のために敢えて解散をした安倍首相が全面的に悪い。うん。
ナンボほどの不要な金が使われたことになるのだろうか?
センター試験直前にナンボほどの騒音が撒き散らされたことだろうか?受験生には迷惑な話しだ。
全国ニュースでは全くスルーされているようだし、私だって選挙結果を聞いて、そういえばそんなことになっていたことを思い出したぐらいだし、対立候補がいたことに驚き、その人に負けていたことに、あら、そうなんだ、と思ったぐらいだ。
一体全体、何が気に入らなかっただろうか?というか、なぜ、元武雄市長が後継指名されたのだろうか?全くわからない。
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今日12日は成人式だった。
自らの成人式の思い出は特にない。友達がいなかったわけではないのだけれど、成人式の日に美容院で着つけてもらった自前の振袖を着て成人式に出て、その後写真館で写真を撮っただけだった。
呉服屋さんが家に反物を持ってきて、反物から選んだ友禅だったし、良いものではあるのだけれど、実は、私自身は振袖そのものに興味がなかった。有難いのだけれど、興味がない、いらない、と言うのも母に悪いと思っていた。
呉服屋さんは、シルクの厚みが違うし、手描きでいいものだと言っていたのだけれど、美しい濃いサーモンピンクの光沢がありすぎて、若干でっぷり見える仕上がりだった。写真で見る限り、妹が着た方が可愛くて、無駄にならなくてよかったと思った。
振袖は、一生ものに成りえない(?)着物だから、レンタルでいいと思う。何着か合わせてみて、適当に選ぶ方がコスパがいい。しかし、振袖があるのだからなあ~、もう1回着て、妹と私で、写真を撮るというのも面白いかも。(使用前使用後比較。)
成人式は、私にとって、身につけるもの全般は、高いとか安いとかはどうでもいい。着るものに着られたらいけない。あくまでもセルフプロデュース。着こなせるものを、着こなさなければいけないと思ったイベントだった。そういう意味の変なオトナにはなれたのかもしれない。
私にとっては、成人式の失敗があったが故に、見合い写真を撮影する際には、失敗しなかった。これに関しては、母によるお手伝いは一切なしだった、と思う。
ライトを吸収するタイプの素材のワンピースを選んだし、のちの雅子妃の写真に似た仕上がりにすることができていて、いい路線で作ったんだ私!と笑ってしまった。本当に似たようなチェックのワンピースだったし、たまたまメイクも笑い方も似ていると思った。
友人が見合い写真だったら、ロイヤル(ロイホじゃない)の美容院&写真館やでと言ってくれたので、見合い写真という作品を作るという意気込みで、ナチュラル変身パフォーマンスとして挑んだのがよかった。お見合いがしたいわけではなくて、お見合い写真風のナチュラルなポートレートを作ってみたかったんだなあ。(見合いで結婚しちゃったんだけど。)
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私自身は、着物(和服)に凝るつもりはサラサラないけれど、紅白の石川さゆりの帯締めは技ありだなあ、と思ったりする。斜め上がりになっていて、横から観た時に♪天城越え。
でも、毎年、録画して何度も見る、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートの客席にいるお金持ってそうな日本人マダムの着物姿は地味だなあと思う。胸から上しか見えないから、無難な感じがする。
着物って案外、舞台の上に立ったり、歩いたり、全身が見える方が綺麗な衣装だと思う。
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成人式の日は、テフロン加工のフライパンを買いに、フライパンのフタを持参して、黄色いアシモちゃんロボットみたいな格好をしてアウトレットに行ってみた。
格安セールで買った黄色い2000円のダウンもどきのジャンパー、商店街で買った1000円のシャカパン、頭に黄色い帽子をかぶり左右のトップに猫の耳のように小さい黄色い花のクリップをとめた。
色々な人にガン見された。小さいコドモには、ビックリなのか、羨ましいのか、わけがわからない顔で見つめられて、楽しかった。
デシグアルの、黄色いお花がついた、白いふわふわ毛糸のスヌード2000円を買って、その場でつけた。首回りがふわふわで、よりあったかくなった。
まわりの人を見ると、黒っぽいコートとかジャケットを着て、寒そうにして、眉間に皺が寄ってる。本当に多いの、そんな人ばっかり。
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4時頃だったからすいていた鳥栖の高級クルクル寿司のテーブル席で食べて、新聞を読みにドトールに行った。西日本新聞をざざざぁーーーーと読んだら、黄色い髪の毛の美輪明宏がいて、今の日本には色がなさすぎる、というようなことを言っていた。
まさしく。私もそう感じる。メイクもUV対策も頑張るのに、なんで服は、すすけてダボっとした黒なんだろうか?
夜、黒い服を着ている人は人身事故を誘発する。
黒っぽい服の方が地球にやさしいのであれば、黒い服を着ればいいと思うけれど、車の運転手にとっては、迷惑な色なんだ。
黒は、人を人殺しにしかねない色なんだ。
黄色は、人を不幸にしない、合理的な色なんだ。