金曜日, 10月 17, 2014

怖い感じ。違和感のようなもの

景気のせいなのか、時代のせいなのか、世代間のギャップのせいなのか、環境破壊のせいなのか、高まる不確実性や危険の増大のせいなのか、やはり、純粋に地域の風土とか地域のカルチャーの違いのせいなのか、そもそも私がどこにいてもずれているせいなのか?

なじめない、ひとものごと、ずっと慣れない、ひとものごと、はある。

あるブックカフェのようなものの広告の絵とキャッチコピーに恐怖に近いドン引きを覚えた。

女性が、テーブルの上に本を広げて、コーヒーカップを片手にしている。一人で小さいテーブルを独占しているようだけれど、他にも同じようなヒトがいて、立って本を持っているヒトもいるから、きっとそこは本屋さんのカフェなんだろう。

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かわいい女に
知性で負けたら
たまらない。
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とある。

ええっ?
本はさぁ~、楽しみとか好奇心で読もうよ。
勝つとか負けるとか、考えるかぁ~?

そういうビシバシ光線が敵対するような空間に、ヒトは行きたくなるものなのかなあ?(本当は来て欲しくないのかも。)

「かわいい」「かわいくない(ブサイク?)」は主観的だし、その判断はヒトそれぞれだと思うけれど。

もし、そこが、かわいい女がいなくて、かわいくないから知性(?)にすがるような女ばっかの空間だったら、私以外のヒトは、行きたくなるのかなあ?(素朴な疑問。)

読書の楽しさとか、快適な没入感とか、精神の開放感とか、そういうのを匂わせてくれないことには、怖くて行けないよ。(でも、1回ぐらいは行ってみるかな。)

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そのようなコピーが生まれるヒトの精神状態とか、それはそのヒト自身の気持ちなのか、お友達とか他者の気持ちを類推しての創作なのか、そのようなコピーを書いた人(たち)は男なのか女なのか、とてもとても気になるけど、どうでもいいけど、人生大変そうだなあという予感はする。

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別に論文を読んだわけではなくて、ノーベル賞の結果だけを読んだにすぎないのだけれど、今年のノーベル経済学賞のテーマもちょっと気になる。