金曜日, 4月 30, 2010

Helpful, 有用/没用,参考になる

ワタシがamazon.co.jpで本に関するレビューを書くと、『このレビューは参考になりましたか?』『はい』『いいえ』の『いいえ』を押されることが多い。『いいえ率』が50%越え。モノに関するレビューの場合は『はい』が多いかな。

ワタシは他者が投稿した本のレビューを読んで、『いいえ』=参考にならないを押したことがない(と思う)。参考にならないと言い切れないし、自分と違う感想を書かれていても、『そうなんだぁ』と思ったり、自分が買おかどうか迷っている本であれば、全ての書評は参考にはなるわけですしね。『はい』は押さなくても、『いいえ』は押せないなあ。

『いいえ』を押す人は、どのような心理状態で、押しているんだろう?(投稿にメチャメチャむかついていらっしゃるとか、冷めた目でアホかコイツって思っているのかもしれないなあ。薄識の癖に意見を述べるなということかも。)『参考になる、ならない』ではなくて『嫌い』『ワタシはアナタとは違う』という意味で押されているのかも。

統計を取ったわけではないけれど、なんとなく眺めてみた感じ、総じて、amazon.comのレビューよりも、日本のamazon.co.jpのレビューの方が、『No!』『いいえ』を押されている率が高いような気がする。amazon.comのレビューの方が概して長文に思える。

日本人は、案外、レビューを書くという行為(手間?努力?楽しさ?サービス精神?)を尊重していなくて、案外、自分と違う意見や感覚に対して、影で容赦ない攻撃を加える習性があるのかも。

和をもって尊しとすると言いながら...。 スローガンというものは、現状に足らないこと(美徳の欠如)に関する教育的指導であるからにして。