大阪乌冬面 da4 ba3n wu1 do1ng mia4n とは何ぞや?
大阪の冬の面の烏(カラス)の生態です。嘘で~す!
くら寿司で高級(?)クルクル寿司を食べながら、何気なく、メニューを眺めていると、日本語に加えて、小さい字で英語と中国語の記載もある、ということを発見。
これは、通常価格250円(税抜き)のところ、九州特別価格200円で提供されている『きつねうどん』の中国語訳です。
そうかぁ~、『きつねうどん』は大阪のうどんなんだねえ。讃岐うどんはぶっかけうどんだし、きつねは大阪だわね。きし麺は、中国語にしたら、名古屋うどんかしらん? ちなみにワタシは船場の『松葉家』のきつねうどんが好きです。
しかし、お醤油ベースの甘辛にお揚げさんを煮たものを、全て中国語では『大阪什么什么(なんとか)』と表現するわけじゃないみたいだ。
『黒糖いなり』は 特制红烧豆皮卷te4 zhi4 ho2ng sha1o do4u pi2 jua3n
なるほどお~。 わざわざ黒糖を使用したと書かないまでも、特製なのよ!何かスペシャルということが伝わる。
红烧は、中華料理にも良くある甘辛醤油煮込み、わかり易い。红烧した豆の皮でくるんであるのね。
しかし、その英語訳が、あまりにも安直というか。Stuffed Sushi (ツッコミ寿司?)絵を見たらわかる世界ではあるけれど、何に何をですか?とツッコミたくなったりするんですけど。 英語は表音文字言語は漢字と比べて文字の単位面積あたりの情報量が少ないし、しゃあないか。
こういう商業ベースの翻訳は、お役所翻訳とちがってね、直訳じゃないところがいいんだな。お客さんが食べたくなる表現(のはず、を狙っている)わけですからね。