虎年になりました。
虎年を前にして、Tiger Woodsは完全に失速(失踪)してしまいました。私は欲しいものは特になく、平穏な年であって欲しい。(多くを望まないと、すごく頑張らないと、そこそこの水準も維持できないかもしれませんけれどね。)
Tigerが絶好調で有色人種の希望の星のようだった1997年頃に、イスラム教徒の東南アジアの方たちと結婚生活とか奥さんについての話題一般で盛り上がっていて、日本人の誰かが『アナタ達は、奥さんは2人以上持ってないの?持つ気はないの?』と言い出したところ、『奥さんは1人でも手一杯なのに、2人もいたら僕は死んでしまう。I'm her tiger.』とインドネシア人だったと思うけれど、そのイスラム教徒さんは言った。
私が、そのtigerの意味がわからず、『(話題の)Tiger Woods?』と聴き返したところ、奥さんは彼に鞭を振り下ろす虎使い、僕は怖いから芸をするんだよ、というようなことをボディーランゲージ付きで語っていた。
曲芸の虎は、台の上に上ったり、火の輪をくぐったり、苦労多いな。
Tiger Woodsも、今や、シュラシュラシュラ修羅場の中にいるんだろうなあと思う。奥さんの鞭、或いは、冷たい罵声が飛ぶ範囲にいるのかしらん。
サファリパークの人が言っていたのだけれど、狭いエリアで放し飼いにしていたら、虎は、双方致命的な傷を負う喧嘩をしたり、共食いをしたりして、最終的に個体数がゼロになっちゃうらしい。(日本の草原の環境がそうさせるのかもしれないけれど。)でも、ライオンはそうならないらしい。お互いが死に至るような致命傷を負わさないらしい。
虎って、結構哀れ。
洒落になるぐらいの虎年でありますように。