火曜日, 7月 28, 2009

自然災害が激甚化しているから...。

激甚化【ゲキジンカ】 激しく甚(ハナハ)だしく尋常じゃなくなること。 (自作)

本当に気象とそれに伴う自然災害が激甚化してます。
温暖化をストップさせるために、化石燃料を燃やさないために、自動車に乗ってスーパーには行かない自転車を使う!と日曜日には心に誓ったのに、マーケット視察という勝手な大義名分をつけて、自動車に乗って日常の買いだしに行ってしまいました。

ついでに、九州自動車道の筑紫野インター近くの水汲み場に行こうとしたのですが、インターに向かう道のところで警察の方が入口を封鎖されてました。(水汲みに行けず。)
大野城のがけ崩れの現場のようなノリ面は、日本全国至るところにあるので、似たような災害はまた起こるだろうと思います。
鳥栖筑紫野(元有料)道路の崖も一部崩落したようで、土嚢で補強しつつ、片側交互通行になっていました。

驚いたのは、新聞を読もうと思って立ち寄ったシュロアモール内のドートールコーヒーが断水していたこと。正確には、断水というよりも豪雨の影響で水道水が赤く濁って使えないとのことでした。よって、コーヒー系のメニューは一切なくて、パックから出せるマンゴージュース、オレンジジュース等しかありませんでした。

帰りに筑紫野市役所の近くを通った際に小さい川(名前を知らない)のコンクリの側面がえぐり取られて、土がむき出しになっていました。復旧すべき被害はテレビや新聞で報道されたものだけじゃないですから。

個人宅や民間の建造物の被害に加えて、公共インフラの中にも、修復を要する箇所は至るところにありそうです。その復旧にはお金がかかる。

新しい交通インフラや上下水道を作らなくても、既存のインフラの復旧のコストとメンテナンス、ランニングコストだけで公共の財政は十分にひっ迫するんじゃないかと思うのです。

子育て支援は総論には反論はないけれど、高速道路(全面)無料化っちゅうのは、ハイブリッド車でもガソリンを消費する高速走行を助長する。化石燃料を燃やす環境破壊につながるし、家計の支援としての実効性も、財源的な裏付け(余裕)もないんじゃないかという気が致します。

自然災害が激甚化してくると、自然災害の危険地域内では、居住を制限する必要すらあるような気がしてなりません。