今日、たまたまNHKのBSを観ていたら、ニューヨークでこじんまりと流行っているものを紹介している番組で、パルクールParkourをやっていた。
実は、私の年齢&身体能力的には無理なんだけれど、昨年末あたりから、パルクールParkourっていいなあって思っていた。
2008年末に金城武主演の怪人20面相を観て、その中で、怪人修行として、地図上に任意の線を引き、その線の上を障害物があろうがなかろうが、一直線に進んでいくというのがあるわけです。塀や建物を乗り越えたり、空間を飛び移ったりしていたのは、スタントさん。tracerと言われるParkourの達人なんですよねえ。この映画は、特に話題にならなかったような気がしますが、金城武のファンでもあり、彼の演技とtracerの技の両方を堪能しました。
その身体的なしなやかさというか、猫のような自由移動というか、私の性格的には大好きなスポーツというか、自由人的な生き方(そのもの)ですねえ。高所恐怖症な私ですが、道なき道を行くとか、踏み切りのない線路を横切るとか、正直好きですもん。小学校の校門が閉まってから、門を乗り越えて帰宅できた時は、クラスの誰かにチクラレて、門を乗り越えました!の罪で、バケツもちをさせられたことが全く気にならないぐらいの達成感。(実は反省なし!)
ニューヨークで数々の障害にトライしている男の子は、筋肉ムキムキでもなかったし、極限まで脂肪を落としているわけでもなく、流れるようなしなやかな感じが良かった。障害を飛び越えた後に受け身とかもする。エネルギーをいかにリリースするか。
ベンチに飛び乗って、ピタっとつま先で止まるとか、瞬発力の出し方とエネルギーのリーリースの方法とか、コソっと特訓に励んでみたいなあ、と思う私。追っ手に追われつつ、いきなり横っ飛びで低いフェンスの上を飛んでフェイントをかます私とか、カッコいいなあ。(何なんだ私?)
垂直の壁を登って、踊り場まで到達するとか、そのような力技は無理ですけどね。でも、できたら、いいなあとは思いますねえ。
山登りとか、ロッククライミングなんかは、まったく興味がないんですけどね。Parkourには美学を感じます。