日曜日, 3月 29, 2009

今天的中国活 人为的美

人为的 re2n we2i de

日本語の人工的にあたる中国語は、人工的re2n go1ng deというべきなのか、 人为的re2n we2i de というべきなのか。
人間による科学が作り出した自然の物に代替できる物質等は《人工》(?)。
人による細工が施されているもので自然を模しているもの、および、製作物には《人为》(?)。

(違うかも。)

人为的re2n we2i de は、日本語の人為的という意味もあるかもね。

ある会において、中国の方が、なぜ茶道の抹茶や茶器や茶室は自然なもの、あるいは、自然な感じなのに、日本の和菓子は人工的なのか?という質問があり、深く、なるほどぉ~よいこと聞くねえ、と思った私です。

なかなか本質的な質問で、私も、日本人ですけれど、同様に疑問に思う部分もある。

個人的な素人の意見として、

抹茶の味に合うお菓子は、ウーロン茶と違って酸味がない方がいいように思う。だから、ナチュラルなドライフルーツ系の味はあまり合わない(甘み以外の個性が立ちすぎ)。ナチュラルな干し柿、サンザシの実、干し杏とかは合わない。だから、お菓子は作りこむしかない。

お茶の渋みに合う味としては、ストレートな癖のない甘さ。だから、甘く煮た豆のペースト状のものを四季おりおりの趣向で固めた和菓子になるんでしょうね。中国で食べられる甘くないカボチャの種とかも、抹茶にはイマイチ。中国茶には合う。紅茶にフルーツ系の酸っぱい味は合うと思う。

それと、煎茶、ほうじ茶、中国茶、紅茶は、ウダウダと時間をかけて飲むものだけれど、抹茶は3口半で飲まないとなんねえだ。ぱっとみてきれいなお菓子を上品にパクパクと頂き、スッとお茶を飲むのが流儀なので、種物(タネモノ)は無理。抹茶はエスプレッソに似ている。カップに砂糖を入れるかわりに砂糖味を食べて、ほぼイッキに飲む。(私はエスプレッソもブラックで飲んじゃうけれど、スタバに行ったら、お早めにお飲みください!と必ず言われる。ウダウダ、チビチビ飲んだらいかんのか、といつも心の中で思う。)

確かに、和菓子は着色されていて、簡略化図案化された具象というか、人間の解釈が入り込んだ作為的な美ではありますね。(そいういう言い方をするとミもフタもないかもしれませんが。)

お茶室の中で浮かび上がる唯一の色彩かも。

茶道は、ありのままの自然を楽しむというよりも、人による自然や物語の解釈、見栄と知識とセンスと財力による演出を、平常心を装いつつ、投げたり受けたりする遊びというか、戦いのようなものかも。

 私にとって、抹茶の味に合う一番美味しいお菓子は普通の羊羹の一切れ。ストレートに甘くて、小豆色が渋くて、ねっとりした歯ざわりと舌触り、均質的な組成がいいわ。その甘さを抹茶で洗い流しつつ、お茶の香と渋みを味わう。羊羹は色彩的にも一番ワビサビていて、きれい&うまい。丹波の純栗羊羹も好き。最近食べてないなあ。