唉,a4i (第 四 声 di4 si4 she1ng) 。
不思議なことなのか、何らかの必然なのか、わかりませんが、唉と爱は同じ発音で同じ声調のようです。
唉, は、あえてコンマを打ったように、感嘆詞で日本語のああ!にあたります。悲嘆に暮れる、どうしよう、という感じですかしらん。
英語で言うと、Alas!
唉に似た漢字を探すと、埃(ホコリ)。唉, は口から出てくる無意識の粉塵のようなモノなのかも。
最近、英語のニュース記事を読んでいるとwoe, woes(複数)の文字を目にする。これは悲嘆、災い、苦境、苦しみなどなどの意味だと思います。
暗い局面で出てくることもあり、日本人の耳にはwar(戦争)と変わらない音に聞こえがちなんですが、母音の発音はou。 (おー!ではない。)
struggling with deep economic woes (深い経済の苦境と格闘しつつ)。直訳するとそんな感じなのではないかと。本当に苦しいこと、災いに関する音(発音)は、そのまま、瞬間に発せられる人のうめき声、搾り出すような音と似ているような気がする。
in weal and woe. 幸せな時も不幸せな時も。(富める時も病める時も。)never be in war.(戦争の時もではない。例え苦しくても、出口が見出せなくても。)