水曜日, 1月 21, 2009

"My Country 'Tis of Thee" 他们的国

今日はトーストマスターズクラブの例会日だし、TME Toastmasters of the Evening(司会役みたいなもん)なので、一番epoc makingな話題であります、Mr.ObamaのInagulation Speech(就任演説)について何か言うべきなのかなあ、見なあかんかなあと思って、見ました。(日本国内に、というか、私の私生活にも問題山積なのにね。)

その前の Aretha Franklin の唄う"My Country 'Tis of Thee"と背景映像に考えさせられるものがあった。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/en/4/46/America.png
"君が代"とは対極にある歌詞ですわねえ。当然のことながら、多くの日本人はpilgrimじゃないわけで、やはり、かなりforeignな感じがします。世界の中では国民の全てがpilgrimな国の方が少数派なのでは、できれば世界の中の自らの特殊性を理解してねアメリカの皆様という気がしなくもないです。

Aretha Franklin のかぶっていた帽子が良かった。迫力あるソウルフルなフォーマル。グレーで大きなリボンに控え目なラインストーンが良かった。(デザイナーさんの工夫を感じるわ。)

ABCの放送版だけなのかもしれないけれどIwo Jima Memorial(硫黄島の激戦&勝利をたたえる星条旗をたてる複数兵士の像)が後半の背景映像に写ったのですが、 同じことをイラクでアフガンで...であれば...というような恐れを感じなくもない。(実質、硫黄島って東京都自衛隊内米国基地という感じだし。)

米国って、う~ん。ワシントンって街は、ちょこっと行って、いわゆる観光名所をめぐるだけでも、複雑な気持ちになる。私は非常にforeignな気持ちになりました。米国の平壌。ニューヨークの街を歩いている方が好きだ。

巨大な"舞台からほめる何とか芝居"を見るような側面もあるけれど、就任演説は、二元論的でないところと、力でこの世を制圧することができないことを、一方的な力の行使が憎悪をかりたてることに言及している点が良かった。奇抜な表現だったり、言葉で遊ぶのではなくて、全うに暗かった。前任者と違って。