水曜日, 1月 28, 2009

今天的中国话 简体字 对 常用汉字

简体字 对 常用汉字 jia3n ti3 zi4 dui4 cha2ng yo4ng ha4n zi4 。

(中国大陸の漢字)簡体字 VS (日本の)常用漢字。競うとか、比べるというよりも、本質的に似ているところがあると思う。

双方とも、そもそもの目的は、字体の簡素化、簡略化、漢字数の制限により、習得を容易にすることでしょう。(厳密に調べたわけじゃないけれど。)

日本で最初に当用漢字として告示されたのが1949年(らしい)。
中国の簡体字は1960年から(らしい)。

そのころは、まだワープロがありません。見てバターン認識がしやすい形状で、読みがわかり易い、ということに加えて、手書きのために覚えやすいこと、速く書けることがその簡略化の目的であったと思うのです。

しかし、現代は、「書くより打つ」の時代。(欝の時代でもあるかな。)

だから、日本の常用漢字に今年から欝(ウツ)という字も含められたんでしょう。私には正しく全てのストロークを手で書くことはできませんし、覚える気にもなりません。読み方(ウツ)が打てれば、携帯とかPCの画面に漢字を表示することはできるし、メールもOKだし、そのまま印字もできる。
だから、欝だけじゃなくて、新しく追加された常用漢字は、画数において若干複雑化の傾向があるようです。

欝は、中国語では郁yu4 或いは 闷me4n/me1n らしい。 (それぞれを2回繰り返しても。)

キーボードを打って漢字を表示させることができる今になってみれば、中国語の簡体字ももうちょっと複雑でもよかったかもね、とも思うけれど、50年後ですら時代の先読みは難しいものですね。その間、20年~30年は、一般人は手で書くしかなかっただろうから、簡体字に変えたことの貢献は大きいのだろうと思います。ピンインがわからないという中国人ネイティブスピーカーもいらっしゃると思うので、手書きが簡略であることは今でも重要だろうと思います。