水曜日, 1月 14, 2009

今天的中国话 薯


薯 shu3。これは芋でございます。

日本語では、以下のような言い方もしますが、( )内は中国語です。

馬鈴薯(ばれいしょ)=ジャガイモ(马铃薯ma3 li2ng shu3 ,土豆tu3 do4u
甘薯(かんしょ)=サツマイモ(白薯ba2i shu3

そのショ(薯)と同じ漢字がシュゥウという発音になって、芋のようです。
簡体字にしては複雑な漢字です。(その画数の多さには、おそらく何らかの意味か、特に意味がなくても、何らかの成り行き的理由があるのでしょう。)

1990年の4月にベルリンの壁崩壊にワクワクして、東ベルリンに行った時に食べたジャガイモ団子の煮込みに感動して、その後も我流で冬になると東ベルリン風のジャガイモ団子スープをよく作ります。

德国风味土豆小麦大粉团汤 (勝手に名前をつけてますんで。)
de2 guo2 fe1ng we4i tu3 do4u xia3o ma4i da4fe3n tua2n ta1ng
(ドイツ風ジャガイモと小麦粉の大団子スープ、上の写真のものはかなり和風でもありますが。)

個人旅行で行った社会主義の名残りもあった当時の東ベルリンの国営レストランでソフトボールぐらいの大きさ(に思えた)芋団子と肉煮込みシチューに感動して写真を撮ろうとしたら、ウエイトレスのおばちゃんがものすごい勢い&形相で飛んできて、撮影禁止!というようなことを叫んだのを思い出す。(おばちゃんの勢いがすごかったんで、撮影しないで、そく食べました。)
社会主義って、マニュアルに則る心と頭を使わない接客って、こんなことなんだなあと、社会主義の名残があったことに妙な感動をしたりもしました。芋団子が、国家機密なんかい?と思っていました。(もしかしたら、このような古臭いものを写真に撮られるのは恥だと思われたのかも。今となっては、その制止の理由はよくわからない。いつだって、どこにだって、誰にだって、人に心もプライドもあるわけだから。)
芋団子は素朴で美味しいかったのですよ。政治体制がどうあれ、美味しいものは美味しい。西ベルリンに住んでいるドイツ人のガイドさんが、しみじみ東にはこんなのがあるんだぁぁぁと感動しながら食べていたもんなあ。
●芋団子(クヌーデル)の私流作り方
芋団子は、皮付きのままジャガイモを蒸すかゆでるかして、熱いまま皮をとってつぶします。(熱い芋にフォークを突き刺して手で持ち、反対側の手で皮をはがしていく。)
食べてみて、お好みの塩味をつける。(なしでもいいけど。)
スキムミルクを適量(お好み)と丸くまとまりやすい程度に小麦粉を入れて練って、手でまるめる。
(ピンポン玉より大きく丸めた方が見た目にインパクトがあります。)
野菜とか、ソーセージと共に、スープやシチューに放り込んで、ちょっと煮込む。(やわらかくて、ほのかな芋の甘さが美味です。) 
ジャガイモに関しては、马铃薯ma3 li2ng shu3 よりも土豆tu3 do4u というのが一般的なのかも。土の豆という表現が気に入っています。