リーマンブラザーズの高級リーマンさん達が段ボール箱(carton box, cardboard box)を抱えてカジュアルに首を切られている(?)会社を去られる様子を見ているとアメリカってあっさりしていていいわ!と妙な感心のしかたをしてしまう。
"Sad and Anger"とおっしゃっていたし、当然、楽しいわきゃないけれど。
そこに名刺を持ってリクルートに来る人達がいたりするのも市場経済的。
昔、昔、銀行論の授業で日本の銀行の特徴として『護送船団方式』とか『奉加帳方式』とか出てきたなあ。ふと思い出してしまった。
護送船団方式ってslow boat method or convoy sysytemだったっけな?
奉加帳方式って英語で何と表現すべきなんだろう?
米国で奉加帳をまわしたけれど、どこも引き取り手がなくて云々の記事を見たような気がするのだけれど。
強いて言えば consortium(?)かな?
とにかく海外で奉加帳なんて言うわけじゃないから、どうでもいいんだけれど。
細かい手口は全くわからないけれど、Junkな債権の証券化(subprime loan の securitization)とその組み合わせは、意図的な事故米混入に似ている(同じ)。悪米が良米をも汚損してしまうように、転売によって事故米が食用に転用されたように、悪債権が良債権を駆逐してしまい、リスクを不確実性に変えたんだろうと思う。
それが合法であったこと自体が、ハナから間違っていたんだと思う。 そういう意味では事故米の食用転用よりも根絶しがたいんだろうと思う。
赤信号ミンナで渡ってミンナでばば掴みの旅の終わり。いや始まり。