月曜日, 7月 28, 2008

★Tankai Hakata 

たまたま惰性でテレビをつけていたら、RKB放送で(二代目)博多淡海のドキュメンタリー『哀しき千両役者~博多淡海父子伝』http://www.rkb.ne.jp/50sen/が放送されたので、見入ってしまいました。2000年に製作されたんだから、8年も前の話なんだけど、初めて観ました。

淡海(たんかい)、淡い海という芸名とは裏腹に壮絶に濃い芸人人生。芸のために我が身を命を削る父子それぞれの似たような生き様。

淡海(たんかい)は坦懐(たんかい)じゃなかったんだねえ。豪胆でもなった。お酒をあおらないと平常心ではできなかった芸。天才は孤独で小心者。天才役者は周囲に気を使ってもらう存在であって、格下の役者の指導はできなかった。晩年はストレスだけを抱えていたのか。う~ん。

吉本の木村進って、博多淡海の子供ってことだけは知っていたけれど、38歳で脳内出血で倒れて、半身不随になったんだぁ~、ということを今頃知る。お母さんは、唯一まともな堅気な感じの人に見える。8年経って、高校生だったムスメさんは漫画家になれたのかなあ?絵の才能が凄くある感じだ。天才は遺伝?伝染?するんだ。

現大阪市議の船・場太郎(セン・バタロウ)も久々に観た。なつかしすぎる。(どうでもいい話ですが、山田スミ子は、先日『家政婦は見た』がなくなって、次は何に出るのだろうか?)

そのままテレビをつけたままでPCに向っていると、♪ふんわか、ふんわ、ふんわか、ふんわ、ふんわか、わんわんわぁ~ん♪(吉本新喜劇のテーマです。私の聴力においては、そのように聴こえます。何か問題でしょうか?)がなる。

子供の頃に吉本新喜劇を真剣に見るようなことはなかったけど、土曜日のお昼に学校から帰ってきたころにテレビをつけたら流れる吉本新喜劇のテーマを聞くと、あ~あ、ストレスフルな一週間が終わったなあというか、脳が弛緩して休日モードの幸せを感じたものだ。

それを、日曜日の深夜、いや、月曜日の早朝に聴くってのは、ちょっと辛いかもね。