本日、電車の中ですることがないので、携帯のCNNの文字情報のニュースを開けてみると、ブラジルでdengue(デング熱)のepidemic(流行)が起こっているらしい。
リオ・デ・ジャネイロ州だけでも55000人が感染して、67人の死者が出ているらしい(主に子供、病院は子供の患者さんでいっぱい)。
マラリアと同じで、蚊が媒介するらしい。(蚊に刺れないと発症はしない。)熱帯性の感染症のようです。潜伏期間が4日-7日あって、高熱がでて、吐き気、頭痛、嘔吐、関節や背中の痛み、目の痛み、発疹に悩まされるらしい。厄介だ。
粘膜から出血する出血性のデング熱もあって、それを発症した場合は、処置をしないと死亡率が高い(40%ぐらい)ようだ。
ワクチンがなくて、専用の特効薬もなく、対処療法しかないらしい。
【CNNの記事は↓】
http://www.cnn.com/2008/HEALTH/conditions/04/03/brazil.dengue/index.html
昔から名前は、何気に知ってはいたけれど、実はデング熱ではなくて、テング(天狗?)熱だと思っていた。
シンガポール、台湾(主に台南)あたりでも流行しているようだ。
戦後すぐに日本でも大流行したことがあるようです。航空機や船舶で移動する乗客や貨物によって、日本に持ち込まれる可能性はないとは言えず、ちょっと怖いね。
これも地球温暖化によるのだろうか?
日本のマスコミによる報道はないようだけれど、温暖化=熱帯化→熱帯の蚊→新たな感染症という問題もあるわね。