う~ん、今日(金曜日)は、不思議な縁を感じる日でありました。偶然なのか、必然なのかはわかんないけど。
①水曜日にマイ・ブルーベリー・ナイツを観て、年賀状以来、音信普通だった20年来の友人(?)知り合いからマイ・ブルーベリー・ナイツの勝手に映画評メールが来る。
生きていたのね、良かったと思いつつも、反論してやった。主人公が同じエリザベスでもゴールデンエイジの方が面白いもん。(いつになく優しくすると、友人の期待に反するような気がしてしまって。)
=他人の人生を鏡として、彼女は人を愛すること、人を信じることを再び取り戻すのです。《恋の季節》かな?=
ふ~ん、相変わらずだ。そういう映画だったのか。最後の=《恋の季節》かな?=は、jijiちゃんに対する問いなのか、自問自答なのか、映画の結末のその後なのか、聞いてあげるべきだったのかもしれないけど、スルーしてしまった。
②武蔵寺(ぶぞうじ)に行こうとして(行ったのだが)、その前にお昼を食べようとして、吉田屋(周辺最古の大衆食堂)に行ったら、休み(何かあったのかなあ)。そして、ケセラセラ(インド料理屋だけどシェフはアルゼンチン人のダニエルさん)でちょっとフレンチテイストのインドカレー&ナン&サラダ&ラッシー(750円)を食べる。
とっても、マイウぅー!
そこで、知らないおじさん達と話が弾み、その後、某かうひい屋さんの常連客さんにバッタリ合う。たまにしか行かないのに、今週連続で2回も会ってしまった。不思議だ。
マテ茶を注文して、二人でだべる、ダニエルさんも語る。
さすがにアルゼンチン人のダニエルさんの煎れてくれるマテ茶は美味しい。マテ茶葉にも、日本茶同様に優劣があるのだ、きっと。
ダニエルさん曰く、この世の中に偶然はないらしい。偶然はスペイン語で言おうとするとcasualidad (カジュアリダ!、カジュアルだぁ~?)。
では、必然は?destino(デスティーノ、運命)かな?(ちょっと違う。)
ちょっと長いんだけれど、"Algo tiene que ser" (在らねばならない何か)が一番シックリするらしい。(jijiちゃんもそう思うな。)
要約すると、全ての出会いは必然だけど、国と通貨価値と永遠の繁栄は、ない、続かない、信じないモンね!という話だったかもしれない。 無常観溢れる話でもあり、何事にも意味があるのだ。
その後に武蔵寺に行って、滑車の上から数珠の玉が落ちて、108つの煩悩が落ちる数珠を無心に引っ張って回してみた。数珠玉が落ちて、下の玉にぶつかって、とても美しい音がする。(まさしく、煩悩が、ぶつかって、はじけてなくなるような気分。)
それをやっていると煩悩も落ちたかもしれないけど、覚えておくべき記憶が飛んでしまったかも。それは数珠玉のなせる業ではなくて、ただ単に忘れっぽいのだと思いますけれど。