
Nunka es tarde para volver a empesar.
新たな一歩のために原点に帰ろう!手遅なんて絶対ないから。
というキャッチコピーがあったわけじゃないけど、Volver(帰郷)というスペイン映画を観る。
主演女優のぺネロス・クルスが美しい。
映画の主題としては、DVなんかもベースにあって、暗いんだけど、女性の生命力とか大らかさ、杓子定規じゃない共感・協力なんてのもあって、良い映画でもありました。
Volverとは、どこに帰ることなのか。
スペインの乾いた大地。強い風。舞い上がる土ぼこリ。
田舎の村の人間のモラルの後進性と近所づきあいと家の中のブラックボックスと。
お墓の掃除をするシーンなんかは、ナカナカに一大行事でもあり、死者への弔いなのか、憤懣やるかたない現世から死者への鬱憤晴らしなのか、日本と似ているようでもあり、世の東西を問わない普遍的な共感が存在するような気がしました。
ペネロペ・クルスのファッションにも感動。
裕福ではない既婚女性という設定なので、スーツやパーティードレスを着るわけじゃないけど。腰のあたりがフィットしていて、そこから平行にストンと膝丈まであるスカートってのが、流行に左右されない定番のエロだなあ、と思いました。トップスは基本的にはタイトフィットで何気に胸の谷間が見えるもの。
う~ん。勉強になりましたです。