【問い①】手作りは安くつくのかどうか?
【答え①】多くの場合、NO!
材料費だけを考えると安いかも。というか、家にストックしてある材料を使うので、その材料をいくらで買ったのか覚えていないので、安いような気になる。
機会費用を考えると手作りなんてことはしないで、手っ取り早く稼げるアクティビティーか、そのためのお勉強に時間を振り向けた方が、収入アップにつながるので有利。手作りは、それに投じた時間によって機会費用を食いつぶすだけでありまして、収入ダウンにつながり、結果的には高くつきます。
【問い②】手作りは(あなたにとって)楽しいのかどうか?
【答え②】楽しくない手作りは、すぐに挫折するので、完成した手作りのプロセスは楽しい(はず)。
私は、生まれて此の方、合理的な経済人であった験しは一度もないような気が致します。行動経済学は楽しいと思えるかもしれませんが、経済学も経営学も信仰していません。何を血迷ったか、経済学部に入っちゃったことが、一番不経済な選択でありました。皮肉なことに。
今GWには、マトリョーシカ型テルミン(マトリョミン)のお洋服というか、衝撃防止のためのケースの製作にはまっている。マトリョミンのアナログ回路が金属と反応するので、金属が使えないとか、演奏する時に持ちやすいデザインでなければならないとか、少々の制約がありますが、マトリョミンの外見の可愛らしさとお洋服がシナジー効果を産むとナカナカ素晴しいハーモニーを醸し出す。
マトリョミンを弾くマトリョミンというコンセプトで写真を撮ってみました。
Alphonse Mucha(アルフォンソ・ミュシャ)の絵っぽい妖艶な可愛らしさもあるような。お洋服の狙いは『どやさ!=今くるよ師匠』であったにも関わらず。
作っているうちに様々な偶然が私のイマジネーションを超えて具現化する楽しさ、price-less。