打ち合わせで外に出たついでに、商品視察という名前のウインドウショッピング(これはインスピレーションを得るには重要)をして、ついでに、映画:ドリームガールズを観た。
最近、涙もろいというか、不公正とか、却下とか、パクリとか、仲間はずしとか、そういう気配がするだけで涙がダダ漏れしてしまう。(辛いわ。怖いわ。今でも、手を変え品を変え、ありそうな気がするから怖いわ。でも、パクられないようにするけど、仮にパクられても、パクり返す人にはならないわ、私。)
ディスコミュージックってのは、R&Bからソウルを抜き去ったような白人寄りの耳障りのよいメッセージ性をコトゴトく排除した音楽なのかあ~、なるほどねえ~、とか思いながら観ていたりもしました。黒人に対する侮蔑というか、そういう時代だったから、そういう台詞もある。
ダイアナ・ロス&シュープリームスが下敷きになっているようですが、ラストに近づくにつれ、ビヨンセは、ダイアナ・ロスにそっくりに思えてきた。メイクのせいかしら?ビヨンセは10kgも減量したらしいですが、めちゃめちゃスレンダーで美人だ。肉体の凹凸が360度あるというか、彫刻のようなスタイルの良さ。
でも、歌は声よね。良い声には贅肉が必要なのかしら。やっぱり、アカデミー助演女優賞を取ったジェニファー・ハドソンの歌が迫力あったな。最初の出だしがミュージカル調で台詞で唄うのが気持ち悪いんですが、終盤になったら、それも忘れてしまうぐらいに盛り上がる歌声。
最後のタイトルバックで流れる唄は、♪patience, patience,.....♪
不遇なのは、私だけではないし、私は、そんなに不遇ではない。♪終わりの勝ちこそ、この手にあらめ♪ガンバロウ!