本日、福岡市の某専門学校において、日本語によるトーストマスタークラブのミーティングが行なわれ、ボランティアとしてスピーチをさせて頂きました。
『英語にしにくい日本語』というベタなタイトル。
日本語→英語に通訳するには、英語の語彙以上に日本語の多義的な意味の中から、お客さんがどのような意味を意図してお話をされているのかを理解することが一番大切なんだよ!ということを実例(始末・現場・現場百戒)を用いて語ってみました。
常に意味を正確に通訳することが必須。
国(国家機密じゃないけど、どっちかと言えば民族かなあ)や組織や個人の文化的なコダワリを、正確に異なる言語で再現するには、お客さんに断わりを入れつつ、冗長な説明が必要になることもあります。(逐次通訳の場合は、それが可能でもある。同時は、ほぼ不可能ですが。)
本日の言葉:Today's word は『愛』でした。
英語のクラブの場合は、形容詞を選ぶことが多いのですが、若い男の子(そういう言い方は失礼かもしれないけれど、JIJIちゃんから見れば、まぎれもなくヤングマン)が選んだ言葉が『愛』だなんて、純粋でいいなあと思ってしまった。
本日の言葉は、スピーチ中で使わないといけないし、最後に、通訳の仕事は、日本語から英語、英語から日本語へのコミュニケーションを『愛』して仲介することです、と真顔で爽やかに言ってしまった。(ちょっと青臭かったかも。)
そのようなオチをつけて、7分10秒にまとめることが出来ました。(qualified!)
非常にドキドキしましたけれど、なかなか楽しかったな。
このような経験をさせてくださった福岡クラブ他の皆様に感謝。