日曜日, 4月 16, 2006

★Tenjin-(Malaga)-Hakata


用事で天神に行き、話題の(?)競艇場あたりまでトコトコと様子見に行ったついでに、大博通り経由でJR博多駅まで歩いてみました。

午後3時頃の空はピーカンで雲ひとつなく。

(内視鏡関係では有名な蘭学医の時代から続くらしい)原三信病院あたりまで、海に近い側においては、福岡市は南国でもないのに街路樹が椰子の木であるというところが、似非(エセ)リゾートっぽくて、JIJIちゃんの好きな博多の一風景であります。福岡の冬は結構寒いし、たまには気温がゼロ度を下回ることもあろうに、椰子の木が半端な樹高でなく、すくすく高く伸びているところが、不思議ではあります。(椰子の木って結構耐寒性もあるのかも。)

この通りは、本当に好きであります。博多駅に向って右手にある福岡市立博多小学校は、コンクリート打ちっぱなしの建物で、おしゃれなつくりでありました。もう暫く行くと左手に飯塚発祥のお菓子の千鳥屋本店があり、そこで休憩。

置いてあった『ナショナルジオグラフィック(日本語版)』の鳥インフルエンザの特集を読みつつ、マラガ(チョコケーキ)とコーヒーのセットを注文する。マラガって、スペインのマラガなんだろうか?暖めてあるチョコレートケーキにチョコソースがかかっていて、生クリームとカシスの粒粒入りのソースが添えられています。基本的にビターな味で、暖めてあるのでチョコのほのかな解け具合が柔らかくて、カシスソースの甘酸っぱさとも良くあいます。 千鳥屋本店の洋菓子部門のアナベルは、ドイツ人のお婿さんの担当のようでして、ほうずきチョコレートとか、フルーティーなスッパ甘い味のものがお得意のようです。

JIJIちゃん的なスペインのマラガの思い出はビーチ。そこで、友人のHさんとタクシーのおっちゃんと一緒に食べた、小蛸のから揚げ塩&レモン味が美味しかったなあ。鰯の小さいのがジャコのように、ジャコクラスの小ささの蛸の丸ごと揚げ。美味しかったんだけど、揚げ物&タクシーに酔ってしまって、途中で立ち寄ったバールで車酔い止めに飲め!とタクシーの運転手さんにすすめて頂いたManzanilla con lemon y ascar (レモンと砂糖入りカモミールティー)が私にとってのマラガの思い出の味。

カモミールティーってManzanilla 、リンゴの味・フレーバーということにスペイン語ではなっているようです。
それ以来、基本的には、飲み物はノンシュガーなJIJIちゃんなんだけれど、カモミールティーにはギュッとレモンと蜂蜜を入れて飲むようになりました。胃のむかむかには、かなり効きます。抽出済みのカモミールティーのティーパックは取っておいて、お風呂の中で、まぶたの上からあてると、目がすっきりする。肌にも良いとされている。(本当よ。)

マラガのタクシーの運転手さんに、JIJIちゃんが後部座席から話しかける度に、運転しながら後ろを振り向いてくれたのが、親切なんだけど、少々怖かった。(愛想はいいからさあ、前向いて運転してくださいヨー。)スペインの運転手さんはお話好き。マドリッドでは、タクシーの運転手さんが、日航ジャンボ機の墜落事故を教えてくれたんだ。急いで新聞を買ってみてビックリ。帰りの飛行機(JAL)のマドリッドー成田ー大阪、特に成田ー大阪は、成田で救助の映像を見ていたから、生きた心地がしなかった。(もう20年以上も前の話なんだねえ。)

それから、それから、またまた博多駅まで歩きました。途中で禅寺を見つけ、椿もツツジもボタンも咲いていて、お庭もなかなか綺麗でした。徒歩の旅(?)は楽しい。大博通りは歩道が広くて歩き易い。博多駅の近くで、近日オープンの串カツの店を見つけました。福岡でもブレークするのかしらん(?)

その後、同居人と待ち切って、久々に回らないお寿司を食べて帰宅。

Hさんから、ゴールデンウィークの新世界行き、乗りますというメール到来。
『新世界』は、アメリカ大陸でも、ドボルザークでもなく、大阪にある『串カツのソースの二度づけ禁止』特区でございます。大幅に進化しているらしい。楽しみだわ。