金曜日, 4月 07, 2006

★Hankyu thread(?)

かなり執拗に阪急ネタ。JIJIちゃんは、物心ついた時から、阪急電車を利用していたので、懐かしくて、ついつい書いてしまう。http://www.hankyu.co.jp/ (阪急電鉄のHP)

今は、正式名称も阪急ですが、昔は京阪神急行電鉄株式会社、略して阪急という名前だった。そういう時代から親しんできたわけです。JIJIちゃんは阪神ファンのファンですが、阪神電鉄なんて、大阪のキタの入り口から神戸の真ん中ぐらいまでしか運行していないので、電鉄としては、球団の付録みたいなもんなんです。(梅田の阪神百貨店は、なかなかイイ。ちゃんとしたデパートだけれど。)

それに対して、阪急は、神戸線、京都線、宝塚線、北千里線、今津線等々、色々あります。http://rail.hankyu.co.jp/station/rosenzu.html (路線図)

兵庫県から大阪府へ引越しをして、阪急神戸線からJR東海道線(京都線)に乗るようになっても、京都に遊びに行く時には、平行して走っている阪急京都線もよく利用しましたし、子供の頃からの様々な思い出は、阪急電車と共にあると言っても過言ではない。同居人の実家も阪急京都線のI市駅に近いし。

一番良く行ったデパートは、阪急うめだ本店と千里阪急かな。
一番良く行った遊園地は、宝塚ファミリーランド。宝塚歌劇は最近行ってないなあ。高校生の頃は、月に1~2回は行っていたかも。

ある職場の同僚は、街頭で『好きな車は何ですか?』と聞かれ、『阪急タクシー』と答えたらしい。(車種を聞いているのにさ。)JIJIちゃんは、ティッシュをくれる『日本タクシー(日タク)』も好きよ。

阪急電鉄もタクシーも、車体・車内が綺麗だし、なかなかジェントルで快適な交通機関です。

IT&WEB時代にリアルなデパート到来で喜んでいて良いのだろうか私?とも思うのですが、やはり、すごく嬉しいし、昨今のビジネス環境の難しさを思うと、色々と心配でもある。

■博多阪急百貨店とJR博多近郊の繁栄と地元民他のシアワセを祈念して、なんとなく分析もどき。

日経新聞の九州経済版にも4月4日から3日間連続で『動き出す新博多ビル』という連載があった。

4月5日には、JRビル内の百貨店の比較が乗っている。

          売り上げ(前年比)
京都伊勢丹(1997) |622億円(1.1%増)|4.2万平米|148万円 40万4000人(JR乗降客)
名古屋高島屋(2000)|896億円(6.2%増)|5.7万平米|157万円|35万4000人
大丸札幌(2003)|450億円(8.5%増)|4.5万平米|100万円|17万人
博多阪急(2011)|400億円(目標値)|4万平米|100万円|20万人

これをどのように観るべきかなあ。京都伊勢丹は好立地なんだろうか?JR東海道線の場合は、大阪-京都までの中間の駅からのお買い物は、JR大阪駅方面に行く(だろう)。なぜならば、大阪の場合は、JR、阪急、阪神+地下鉄の駅はつながっているので、買い物だけが目的であれば、百貨店だけでも、大丸、阪急、阪神の3つが近接して存在するから。

平米当たりの売り上げでは、上記のJR密着4店舗よりも、先日のブログに書いた天神の岩田屋&天神の博多大丸の方が上。 JRに密着立地の京都伊勢丹&名古屋高島屋はスコブル好調に売りをあげているわけではないかもしれない。

博多阪急の収益は、今後のJRの乗降客の推移・利便性の向上にも依存するだろうなあ。うめだ阪急の建替え費用(600億円)とか、色々あって、2005-2010年までの阪急百貨店の総投資額は1100億円に達するらしい。資金調達&収益確保は厳しそうだ。

4月6日の特集記事によると、

キャナルシティー博多|売り場面積23万平米|1996年500億円|2001年460億円|2004年420億円

だそうな。

キャナルシティーの場合、劇団四季、ホテル×2、シネコンもナムコもあるわけで、キャナルシティープロパーな売り上げは、どこからどこまでなのか、よくわかりませんが、売り場面積と売り上げの比較では、投資効率は百貨店の方がいいのではないかなあ、という気がします。

天神地区で、JIJIちゃんが、まあまあ好きな丸和スーパーとかベスト電器が入っているBiViビルも閑散としているし、天神でも、少し外れると(七隈線の天神南駅には近いんだけど)集客が難しいみたいですねえ。

博多阪急は、仕事帰りに毎日でも立ち寄りたくなるような便利で快適な百貨店にすることが、恐らく、成功の鍵ではないかと思います。

ネット時代ですもん。店舗は広くなくていいと思うけれど、モノを見て、触れてみて、買わなくても何か感動できる空間。実感して買う楽しさが演出できるといいなあ、と思いますネ。