京都の知恩院の前に、帆布製のカバンで有名な『一澤帆布』店ってのがあって、相続でもめているということは、何かで読んだような気がしていた。JIJIちゃんも、トートバッグとかリュックを買って持っているし、丈夫で長持ちだし、何となく関心はあったけれど、あまり気にもとめていなかった。
2通の遺言状による兄弟の争いは、裁判沙汰になっていて、実質的に会社を経営していた弟さんではなくて、事業にタッチしていなかった銀行マンのお兄さんに、実質的な事業の経営権もあることになったのかな。
今日TVで観て、少々オドロキなのは、一澤帆布ではなくて、弟さんのフルネームの一澤信三郎帆布として、今までのお店の目の前に再オープンしたという事実。そして、今までのお店は、閉店中のままだという事実。従業員さんは、全て、弟さんについていっちゃったんだねえ。(よくわかんないけれど、ものづくりだもの、ものづくりを知らない人が、いきなり社長さんになっても、だれもついていかないよねえ。それが当然なんだろうなあ。)
ふと神戸にある某有名な豚饅屋さんを思い出した。南京町(中華街)にある、それ、が有名なんだけれど、元町通りにも、上記と似たような事情で、もう1件、同名の店があって、味は一緒です。そっちの方が並ばなくて買えるから、JIJIちゃんは、常にそっちで買っている。とってもハオチー!中華饅なのに、ソース&からしで食べるのが美味しいのだ。
一澤帆布店のカバンは、最近は、あまり使っていなかったのですが、これを機に使ってみようかと思い立ちました。今後は一澤帆布店のロゴ入りバッグは製造されないかもしれず、JIJIちゃんの持っているものは、ビンテージものになるかもね。(オークションで売ったりはしませんけどね。絶対に。)
仲悪き事は、周りも巻きこんじゃんて、色々と不都合だ。生きていけるだけの最低限の収入か資産があれば、それでいいじゃない!
兄弟姉妹で争うなんてことは、しないと思いますけどネ。JIJIちゃんは。