木曜日, 3月 30, 2006

★gloomy "Doshusei" in Kyushu

なんで多くの人が九州を離れていってしまったのか、理由はわかる。(知らない人は、次々きているんだろうけれど。)中央官庁からの天下りが、今度は、地方の公共事業をダイレクトにコントロールするのかもしれませんね。

道州制にして、九州が立法権を持つのん?(連邦制反対!)もしそのようになれば、悪夢。No Way!!!!
やめて、やめて、やめて。

そうなったら、九州から絶対に出て行きます。(太宰府政庁跡の桜は本当に美しいし、九州に好きなものは多々あるけれど、政治と公共政策だけは、納得できないものばかり。)

テレビ局の電話調査で、67%の一般市民が反対している福岡オリンピック誘致を議会で可決して、1.5億円の誘致のための予算をつける福岡市議会なんて、民意を反映していないし、連邦制なんかになったら恐怖だ。

★アンケートをとって、真っ向福岡市民に、直接オリンピック開催の是非を問いましょうヨ!

さもなければ、有償・無償に関わらず、福岡市の仕事は末代までの恥になりそうなので、良識的な市民は、行政への参画から、そっぽを向いてしまう。(それが狙いなのかしらん?)

ソ連邦が崩壊して、小国が連立すると、その中の政情が不安定になったり、紛争が起こる理由がわかるような気がする。もともと地元民じゃない人間は、ローカルエゴの台頭の勢いが増してくると、非常に住みにくくなるだろう。九州の中で中央集権化するのが怖い。

道州制じゃなくて、合併でいいよ!
各地域ブロックで集権化することには、マイナス面もあると思う。

それにしても、オリンピック誘致に1.5 億円+10億円(基金)は、一体、何に使うのだろう?
ボルドーワイン祭り開催に、なんで3000万円もの予算をつけるのだろう? (大きな額ではないけれど。民間の輸入業者は、いくらでもあるじゃない?そちらにお任せすればいいのに。百貨店でも輸入業者でも。)

今日の西日本新聞によると、全国知事会会長は、地方が外交を行なうって意気込んでいる。(ほぼ不要です!姉妹都市すら存在意義不明なのにさ。)
地方公務員さんの公費を使った海外体験ツアーがしたいのが、本音なのでは?

国でも地方でも、公的部門の多大な介入は、効率的な資源配分を歪めるだけだ。

所謂小さな政府は志向しませんが、公的部門の役割は、教育、医療、福祉、介護の民間のビジネスの採算ベースに乗らない部分であって、行政さんには、ビジネスには手を出さないで欲しいなあ。

お役人のビジネスは、現代版、大名商売。福岡市で自然に人が集まるのは、無大名の『大名』エリアってのは、なかなか面白い。

作る必要がなかった人口島の岸壁が地震で壊れて、耐震整備に13億円(国の直轄事業)ってのも無駄だなあ。新しい助役(改め副市長)が元国土交通省というのも意味不明というか、明確。
人工島にサイバー大学ってのも、学長が吉村作治ってのも、笑うしかない。おりしも福岡アジア美術館では、ドイツ・ヒルデスハイム博物館所蔵古代エジプト展~甦る五千年の神秘~開催中。

サイバー大学に広大な埋立地が要るのか?六本木ヒルズでも、早稲田大学内でも、市役所内でも、いいんでないかい? (もしかして、人口島に実物大のピラミッドを建設し、その画像をサーバーに取り込むのかなあ。サイバー化? 埋立地の上に世界遺産学部ってのは笑っちゃうなあ。ベネチアのつもりなのか?それなら塩野七生先生を学長にしよう!な~ん、ちゃってね。)

http://www.city.fukuoka.jp/cgi-bin/odb-get.exe?WIT_template=AM02022&Gc=2222&Ft=AC01022&Bt=AC01022
(↑福岡市の平成18年度当初予算のページ。そこまでたどり着くのが、少し大変です。情報は深く静かに潜行する?それが役所が後悔しないように公開する方法。)