水曜日, 3月 29, 2006

★cultural anthropology?

久々に調べ物をしに某大学の図書館に行く。

JIJIちゃんは、人からショッチュウではないけれど、少なからず、激怒というか、激昴されることがあります。

それに対して、JIJIちゃんは、激昴しかえすことは、まず、ないんです。怒りませんが、あまりに激昴されると、恐怖を感じます。激昴されちゃうことによって、痛いところ突いちゃったのね、ということがわかる。

団体の振る舞い(behavior)が、極端だったり、テンパっている場合、何か理由がある。

例として、窮鼠、猫を噛む、のは、鼠が何かに窮している(行き詰っている)からだ。

組織論、多国籍企業論、立地論、産業集積論、に関する本を、パラパラ読んでいると、その中で、『その何か』と『その理由』がおぼろげに浮かんできて、浮かび上がりそうな気がして、面白かった。経済学的研究ってのは、ある所与の条件のもと『のみ』で有効であるのに、現実は、条件がバランバランなのに。ミンナ同じようなことをしたがるものかもしれません。そうしておくと、責任を取らなくてよいから。(書いてあるとおりにやりました。)

しかし、しかし、一番面白かったのは、自動車のスズキの社長のコメントを載せた本でした。天晴れ!アセンブリー型企業。チョイノリ買おうかなあ。(頭を絞って生産性を上げてコストカットなんてのは、当然、その方法はどんな論文を読んでも、マニュアルを読んでも、書いてありませんもの。他人がやった方法をそのままやってもNGだ。)

大学に本はゴロゴロしている。時間がある時には、読ませて頂こう。追加的なコスト(限界コスト)はゼロですもの。私にとっても、大学にとってもね。