金曜日, 11月 25, 2005

★The Unbearable Lightness of Being

「存在の耐えがたい軽さ」というチェコを舞台にした英語の映画を英国のWarwick大学のWarwick Arts Centreで観たことがある。

淡々と刺激的な映画でした。主人公の脳外科医のクールな女たらしぶりが印象的だったんで、それを観てから、東欧・中欧・旧ソ連等から来たお医者さんを見ると、グラっと恋に落ちそうな気がして(気がするだけですが)、軽くヤバイって気持ちになるのです。(最近は、その手の人達にお目にかかることはないが。)

その外科医にかどわかされて、結婚(?)したジュリエット・ピノシェは、可愛くて、どうして男はペットの犬を愛するように純粋に一途に女の人を愛することができないんだろう?というような台詞を言っていたような気がします。

私も同じように、同居人には、「私のことは、ワンちゃんかなんかだと思ってね。役に立つとか立たないとか、リターンを求めてはいけないのよ。仮に求められることがあったとしてもね。」と折々に強く主張しています。

当時は、Stratford-on-Avonにホームステイしていたのですが、ななんと、高級住宅地でもあり、シェイクスピアの生誕の地として有名な観光地には、映画館がなくて、レンタルビデオ屋が1件あっただけで、娯楽と言えば、お友達とパブで語り、超下手糞なビリヤードをして笑いの渦の中にいるか、お腹がすいたら夜遅くまでやっているChinese Take-away で買ってみんなで食べたり、週末はテニスをする、乗馬を習いに行く、ロンドンまで早朝にバスで行って日帰り、という今思えば、夢のような楽しい生活でした。

JIJIちゃんの周りの日本人は偏見がなくて、誰とも仲良くやっていて、アラビア系の方とも仲良しでした。彼らはビリヤードが上手で、次々とスマートにジェントルにイギリス人に勝っていくのを眺めているのが私は好きでしたね。

イギリスってのは本当に変なところで、日曜日には、電車もお休みでした。 ホストファミリーさんは、Stratford-on-Avonからロンドンまで車と通勤特急で通勤してたもんなあ。田舎というか郊外生活に命かけてるって感じ。日本もそうしたらいいかもしんないね。 そうすると地方も活性化するんじゃないだろうか。

というわけで、映画のタイトルそのものからは、色々と楽しかったことを思い出すのですが、昨今の日本では、個人・市民の存在って軽いなあ、とションボリしてしまう事件が多い。他者を思いやれない、デリカシーのない社会であるし、あつかましい単細胞人間が幅をきかすというか。不正が多すぎるよね。
(デリカシーのなさでは、私も人のことは言えないかもしれないけど。)

凹んでいてもしかたがない。
一歩一歩、正しいと信じる道をAdvocateしていくしかないんだけどさ。