火曜日, 11月 22, 2005

★Socializing with the Public Authority

高倉健じゃないけれど、人と付き合うのは得意ではない。厳密には、人と付き合うというよりも、組織や権益がバックに透けてみえるタイプの人と付き合うのは、利権に擦り寄るようで嫌だ。個人がどうのこうのというわけではないけれど、行政の方は苦手中の苦手かもしれない。なのに、

「NPOと行政との協働」という講演会と勉強会に参加した。

NPOって日本語では、特定非営利活動法人なんですが、私には、行政は、NPOのパートナーとは思えず、やはり、その(まっとうに監督することが合理的に不可能に近い)監督官庁であります。行政と業務委託契約を結んで、公的な施設の管理・運営をするというような業務に対して、JIJIがビジョンを持つことが出来ず、専門家ではないからでもあますが、制約が多くて、こなさなければならない業務量は高止まり、報酬は限りなく低止まりというか(下方硬直性がない?)、誰かを不当に薄給及び無給で雇わなければならない、身分保障がない、という怖さがあります。 (有事であれば、それでいいのですが、恒常的にそうなるのは、嫌だな。)

利用者や世の中に役に立つサービスの提供が行いたい、大過なく業務を行なえばいいなんて、やる気のない態度は嫌だ、という以前に、任期満了まで仕事を続けられるかどうか?限られた人数の集団においては、going concern(継続企業)であること事体が危ういし、負担なのではないだろうか。契約期間が終わったら、どうなるのだろうか?そんな危うい火中の栗を拾うような、私はアドベンチャーではない。

自治体が何らかのハコモノを作ったとする。それの管理・運営 を公募により、NPOや民間に募ったとする。それにJIJIちゃんがNPOとして応募して、(実績がないので選ばれるわけはないが)管理者として業務委託契約を結んだとする。ハコモノそのものの事業が不要という場合もあるだろうし、変に行政(自治体)に取り込まれてしまったがために、そのハコモノ事業は不要だと言えなくなってしまったら。 JIJIちゃんだって公金に群がる悪い奴らの一人に成り下がる。(性格的に真面目なので、エイヤーでやりながら、なんとかなるわ、とも思えない。)

自治体とは無関係に、自らのビジネスモデルが官益ではない公益や民益の向上につながるんだという確信がなければ、NPOを立ち上げる意味がない。そして、やはり、収益を上げて、再投資をしたい。そうでなければ、個人でやるか、民間会社として起業するか、Neetの道を選ぶべきだろう。

NPOを否定することも、NPOにこだわることもないけれど。(エヌ・ピー・オーという意味が心に届かない響きが、好きにはなれない。特定養護老人ホームが特養であるように、特定非営利活動法人を特非とか、特活とか、日本語で短縮しておけば、何が特別に「非」であるのか、「活(動)」であるのか、人はもう少し実態を知るための努力をしたかもしれない。)

元首長さんの、ナマの民主政治の難しさ、地方の官僚さんや議員の性というか、面子の維持=face keeping operation や御し方に関する本音の情報はあり難いと思った。そのような御付き合いは、出来ればしたくはない。しかし、何らかの目的の為に、御付き合いをしなければならなくなった時には、参考になるお話でした。

イギリスNPOセクターの契約文化への挑戦-コンパクトと行政-NPO関係の転換 後房雄編を買った。この本では、non profit ではなくて、not for profitという表現が使用されている。マイノリティーや貧者に対して、どのようなアプローチを取っているのか等々、イギリスの事例が気になります。

御昼休みに丸善で「医師のための診療英会話 English for Doctors」メジカルビュー社を買う。
CDが5枚ついているのだけれど、6千円はちょっと高い。
この本(テキスト)は、ハンガリーのペッチ大学医学部で企画編集されたものだそうですが、英米の病院で実際に使われるコーバスを元に作成されているようで、素人から見ても、表現の厳密さ多様さにおいて、リサーチの内容において、非常に優れていると思います。

医学英語ですけれど、これを一冊じっくりやると、デリケートな身体に関する表現が出来るようになりそうです。一石二鳥ですね。