月曜日, 4月 28, 2025

雨も日光も浴び放題の設計など

 関西万博の構造物をみていると、お金をかけずとも、常識で考えたらわかるやろ!できるやろ!という点が完全無視されていて、ぱっと見の見た目はまあまあ綺麗かもしれないが、来場者、末端のスタッフの命を守る気はないな!ということが明明白白です。

絶対に経年変化で早々に腐るでありましょう、大屋根リングの莫大な無駄使いは置いておいても。

①安物のプレハブの箱型パビリオン他

行列ができる場所の上に簡易的な屋根がないのはなぜなのかしらん?

せめて箱型のプレハブの周囲に、なんで雨宿りができるように、ヒサシ(テント状のシェードでもいいわ)をつけてないの?(晴れの日によくよく見たらついていたけれど、短い。雨に濡れた印象が強い。)行列して、入口まで到達しても雨に濡れるし、入り口から入る際に傘をたたんで、水分を取り除いたりするスペースすらないのは、なんでやねん!それに膨大なコストがかかるかなあ?雨の日があることは、当たり前、珍しいことではない。技術的に難しい話じゃない。

②あらゆるゲート、並んで待つ場所に雨よけがなさすぎ。

③デザイナーズトイレのコストが高いというよりも、使い勝手が悪い。デザインが悪い。要らない。そんな仕事を受けた時点でデザイナー失格では?デザイナーを廃業して頂きたい。お金も返金して欲しい。

カラフルなお手洗い。あっ、あれ2億円トイレやろ!って言いながら、人が通り過ぎる。

その近くにある、1200円ラーメンの張り紙の下の普通のお手洗いが、普通にストレスフリー。

お手洗いの機能、デザインのキモって、多くの用を足したい人を効率よく、不公平なく、さばけること。

one on oneじゃリスクありすぎる。

More than one for oneでないと。

1個の個室お手洗いに1人並ぶよりも、10個の個室お手洗いの手前で、一列に20人並ぶ方が安心。確実に用がたせる。

10個あれば、中で時間がかかる人が1人2人いても、残りの8個が機能して、順番が回ってくるけれど、1個1個に並ばされたら、その1個で、出てこれない人が発生したら、他にないから、失禁脱糞しちゃうよ、めっちゃ恐怖。

デザイナーズトイレは要らない。並んではいけない。1200円ラーメンの下のトイレに誘導しないと。

④桜島駅にある、おそらく待機用の場所(別の出口だった)の屋根がなぜか日光を透過する透明のポリカーボネート。

夏の暑さを考えれば、遮光できる軽量屋根であるべきでは?値段が変わらないと思うのだが。個人経営の工務店さんでもできそうなお仕事だが。

日光が必要な果樹の雨よけじゃないのだし。屋根の下に並ぶのは人間なんだよ。少しでも紫外線カット、涼しくなるように、遮光の屋根にするのが当たり前だろ?私が施主なら、そう言う。

周辺も会場内も、夏の暑さ対策、風雨対策、来場者の体調に配慮した設計に、なっていないことが悲しすぎる。

湯水のように適当にお金が漏れていて、頭を使ってない。

ずる賢いのか、誠意がないのか、純粋にアホなのか?

⑤雨が降っていて、まあまあ寒かったのに、屋外ミストが噴射されていた。止められないのかなあ?

私はクレーマーじゃないつもりだが、怖すぎる。