YouTubeで観たBBCだったと思うのだが、ロンドンの王立植物園、キューガーデンのヒマラヤ杉が熱波で?枯れる(だろう)というようなことを言っていた。
40度になるロンドンの夏、海に囲まれているのに、熱かったら海からの水蒸気が上がって、上空の寒気にぶつかって、大気が不安定になり、雨雲が風にながされ、豪雨も降りそうな気がするんだけれど、それは日本の夏であって、2026年の英国の夏は、雨が降らないようだ。極端に乾燥していて芝生が茶色い。本来芝生があった公園から土煙があがっていた。
日本もヤバいが、英国も欧州もヤバい。
ヒマラヤ杉というぐらいだから、そもそも標高の高いところに生えているはずで、30度を超えるとヒマラヤ杉には良い環境ではなさそう。気温が40度に迫ると枯れそうな気がする。
本来、日本に襲来する台風は西から。フィリピン近海で発生して、九州あたりに上陸したり、少し東にずれたとして、四国か本州の西日本に上陸して、太平洋高気圧のヘリを進み、東か北かに抜ける...というのがお約束だったのだが。
日本列島の沖で台風が次々と発生して、モンスーンジャイロとかいう渦巻き状の風に阻まれてるのか流されているのか、東日本に上陸したり、接近したりして、西に進む。で、台風が過ぎ去ったはずなのに、東の海から次々と雨雲が襲来してゲリラ豪雨。まさに逆走、高速道路を逆走運転する老人のように危険。
その台風によって、関東のヒマラヤ杉とかの大木が根本から倒れたり、根こそぎ倒れたり。
それはきっと、台風が初襲来したからでもあるけど、夏の異常な暑さで、台風が来る前に木が、根っこが、弱っているから、なんじゃないかと。
カチカチの地面から、台風がもたらした豪雨で地面がゆるゆるになり、大木の根は一部腐っていたりしていて、地中の水分を吸い上げることもなく、台風の風を受けて、緩い地盤に建つ建物のように、簡単に倒れてしまうのだろう。
根本が腐っている木もショックだけれど、根っこがついたまま、ドサっと横たわった木には、人知れず猛暑と豪雨に耐えていたんだろうなあ、と、意味もなく、同情、感情移入してしまう。
いきなり倒れる大木。人間が下敷きになったら大変。いきなり倒れるクレーンみたいに、それ以上に危険だ。
英国だけじゃないけど、干ばつで枯れる芝生もショックだ。水不足で、ホースで水やり禁止令が出ているらしい。水やりはジョウロで。そんなの焼石に水だ、いや、二階から目薬だ。
平成元年の1月に英国に足を踏み入れた時、冬なのに、寒いのに、コーチ(バス)の窓から見える、そこかしこの芝生が、青々としていた。英国の芝生に感動したものだ。(日本の芝生は冬に枯れるのに一面に緑色をキープしている。)
英国の芝は、日本のとは種類が違う。寒さに強いから、きっと熱さには弱いんだろう。
私がはってもらった日本の芝だって、猛暑で、灌水しなかったら枯れたのに。
英国の芝生は秋になったら復活するのだろうか?
芝生もヤバいが、農産物がもっと心配だ。