水曜日, 10月 23, 2024

ヤバクロ

 福岡の天神西通りに、略称アバクロ(Abercronbie&Fitch)のリアル店舗ができたのは、2010年11月のことだったようだ。

様々な用事で、週1以上天神に出向いていたから、おそらく出来てすぐ、たまたま西通りを歩いていて、黒人系のマッチョイケメンの店員さんに挨拶されて、お店の中に入ってみた記憶はある。

お店の入り口(外)で独特の欧米的なパフュームが香っていて、東洋系の方もいたのかなあ?店員さんは、全て、筋肉、腹筋割れ強調みたいなファッションだった記憶。

店内の照明が暗めなので、どんな服を売っているのかイマイチわからず、オシャレっぽいけど、舞い上がっちゃって、お値段も見にくいし、落ち着いてお洋服を吟味できる環境ではないなあ、と一周ぐるっと店内を歩いて、店外へ。滞在時間1分以内のはず。

本日、元アバクロのCEOと、彼の、米国と英国の国籍を有するromantic partnerとリクルーターの3名が、国際的なSex  Trafficking(権力や優越的な地位を利用した、性的な人身売買、性的搾取、薬物使用、いわゆるSex  Couch(いい仕事あげるからさ、という強要)、やられた事に関する沈黙の強要など)の容疑でFBIに捕らえられた。

容疑者が米国と英国国籍だから、海外メディアはじゃんじゃん報道しそうな感じがするなあ。ネトフリの映画になるかも。

詳細や規模は知りませんけれど、あの企業でそんなんことあり得へんな、とは思いにくい。なんかありそう。店内1分間滞在で、なんか怪しかったもん。私には2回目訪問はないな、って思ったもん。

福岡在住の年下女子との会話で、強い(メンズ)香水の匂い全般に関しては、アバクロみたいな匂いって言っていたもん。

福岡のアバクロ、2020年まで営業していたようだが、私の開店時訪問の印象のまま変わらないとしたら、よく10年も持ちましたねえ、という個人的な感想だ。

お洋服屋さんなのに、1回目の店内の匂いと暗さに引いてしまった。誰があの店で服を買うのだろうか?(買う人もいたんだろうなあ。そりゃあ。)

今回の事件で、ネットでアバクロの服の画像を見てみたら、案外、カジュアル&POP。普通の人が着たら、特にセクシーさは出せない。

別に、GAPでも、UNIQLOでも、ラルフローレンでも、エディーバウワーでも、ドゥクラッセでも、無印良品でも、アディダスでも、よくない?

ベルサーチでも、アルマーニでも、デシグアルでもないしなあ。

ブランドがドコというよりも、ワンサイズちっちゃめのTシャツなどを、ピチピチに着れば、筋肉は誇示できる。

私は筋肉はないし、ピチピチにはしたくないけれど。というか、最近は、ピチピチはさほどに流行ってないしなあ。