金曜日, 11月 14, 2025

自転車の前籠カバーの簡便でフレキシブルな構造について

 実は自転車には乗れる。自転車もある。

実は自転車は右側からしか乗れない、押す時も力が入らない、左側だと押しチャリの際にハンドルのコントロールがしにくい。右側に立った方が、利き手の右手で、自転車を自らの身体に近づけることができるから、右利きなら、右側の方から押すべきでは?と、私は思うのだが。

実はチョンチョンと蹴って助走をつけて乗る場合、後ろに脚を跳ね上げる男乗りしかできない。前から脚を回して乗ることができない。

なので、結果として、自転車に右側から跨り、助走なく、右足を地面着地で、左足からペダルを押して、おもむろに、ふらふらふらっと漕ぎ出す。しかし、危ないところは押しチャリ。

近隣の歩道を往く自転車のアグレッシブさ、車道がめっちゃ狭いのに、歩道のない道に自転車専用レーンのペイントがある道などでは、自動車がスレスレに走っているし、そうなるとメンタルが弱いので、怖いからふらつきそうな危うさもあり、自転車には乗れるけど、乗らない。

自転車の前籠に籠カバーをつけてないので、ひったくりされるかもしれない。

だから、自転車には乗れるけど、乗らない、という言い訳もある。

ずっと、自転車の前籠カバーをなんとか手配しなければ、と思っていた。

買うか?自作するか?どんな構造が良いのだろうか?色々と自転車を観察してきた。

自転車が起こせなくなったご高齢のご婦人の自転車(ハーレーとかの大型バイクではなく、普通のチャリなのだが)をお助けした時、何を買われたのかわからないが、スーパーのショップバッグに入った食料品などが既に前籠にパンパンに入っていて、内容物を整理して入れなおさないと、フラットなフタ状の布の周りのファスナーを閉めるのが大変だった。

ひったくり防止には前籠に蓋が必要だけれど、グルッとファスナーがついた蓋は、自作できなくないけれど、ファスナーの縫い付けなどめんどくさいな、と思っていた。どんな形がいいだろうか?

凸凹している不定形の物とか、長さのあるものが前籠に入っていると、ファスナーが閉まらないのは不便だ。

自作前籠カバーのデザインを決めるにあたり、あまりダサいのも嫌だし、オシャレ雑貨も扱っている通販サイトで、自転車カゴカバーを検索して見てみた。

ファスナー式もあったけど、巾着型の紐で口を絞るタイプの前籠カバーがあった。

これはいい。とてもフレキシブルだ。ファスナーをつけるよりも、紐を通すだけの方が、自作工程が簡単だ。

ビビッドカラーの防水性もある布で、サクサク自作した。巾着紐は手芸店で売っているストッパーをつけて、開閉するようにすると、絞った開口部が、ずれない、ホールド力もある。

これで、定型ではないもの、飛び出ているもの、長いもの、も、自転車の前籠で運べる。やったね。誰かにプレゼントしたいかも。(1滴でも雨が入るのは嫌です!縫い目が汚いから要りません!と言われるかもしれないが。)

隙間から雨が入り込んだりはするだろうけれど、中身をビニール袋などでカバーすればいいので、ピッタリしたファスナー締めよりも、緩くちゃんと固定できる巾着カバーが私は好きだ。

自転車屋さんでタイヤに空気を足してもらい、久しぶりにチャリチャリでお買い物にでも行ってみよう!

安全第一。ご安全に私。