火曜日, 10月 07, 2014

ひと粒の星、ひと粒の衛星

久しぶりに中国語。

宇宙の軌道を回っている衛星は中国語でも衛星という。
簡体字で書くと【卫星we4i xi1ng】 。

簡体字の簡略化には驚くけれど、中国語でも日本語でも、衛星は衛星なのだ。

ちょっとビックリしたのは、1つ目の衛星、打ち上げ1回目の衛星、の数え方。量詞という単位の違い。

第一卫星di4 yi1 ke1 we4i xi1ng 。


中国語の辞書によると、顆粒の【顆の簡体字】は、丸いもので小さい粒状のものを数える時に用いられる。

日本語であれば、衛星は1機2機と数えるし、衛星の打ち上げであれば第1回目、2回目と数えるだろう。

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なんで衛星なのに、粒(つぶ)で数えるんですかぁ~?

というワタシの質問に対する先生のお答えは、

星星xi1ng xi1ng (星)と一緒だから。

おぉぉぉお、すごいぞ中国語。ロマンチックと言うべきかも。

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そういう括りになっているのか。

衛星は星の仲間。機械設備、可動式プラントの仲間ではないのか。

「星はなんでも知っている」とはよく言ったものだ。衛星はリアルタイムの地球の情報をかなり知っている星なのだから。

谷村新司の【昴(すばる)】の中国語版のタイトルは【星xi1ng】。

オードリー・ヘップバーンが♪ムーンリバー(moon river)♪を歌うティファニーで朝食をに出てきたと思う刑務所の名前はシンシン。

今週の水曜日(10月8日)には、月食が見える予定で、月食が始まったら星星xi1ng xi1ngはもっと亮亮lia4ng lia4ng (明るい)だろう。

星の粒粒を確認してみよう。